第4節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・阪本舞子

−鹿児島戦は2連敗、豊田戦は1勝1敗と10月は苦しい試合が続いています。今のチームの状況は？
阪本　なかなか自分たちのバスケができずに苦しい状況が続いています。背番号1・ジョンは安定してリバウンドとゴール下でチームをけん引していますが、チームの売りでもあるアウトサイドからの攻撃にまだ波があり、チーム全体の得点が伸びていない状況です。昨シーズンの3ポイント王である背番号99・大城をはじめ、背番号77・大金、背番号8・上江田、背番号24・マレーとシュート力のある選手がそろっているので、彼らの調子が上がってくると勝利数も増えてくると思います。

−今節は岐阜戦ということで、対戦は昨年10月以来1年ぶりです。今季はここまで5勝1敗の岐阜ですが、チームをどう分析しますか。今節の試合のポイントは？
阪本　岐阜スゥープスは、背番号4・ライト、背番号42・ダールメンのインサイドを中心にスコアしてくるチームです。さらにチーム創立当初からスゥープスを支える3Pシューターである背番号8・田中選手も40歳ながらゾーンに入ると止まらなくなってしまうので注意が必要です。インサイドはもちろん、トレインズの強みでもあるアウトサイドから確率の高いシュートも求められます。

−今節は日本工学院八王子専門学校での開催になります。ハロウィーン企画なども用意しているそうですね。
阪本　5年ぶりとなる日本工学院八王子専門学校での開催が楽しみです。「スポーツカレッジ スポーツビジネスコース」の学生たちも2日間、運営スタッフとして支えてくれます。毎年恒例の「トレインズハロウィン」はスタッフが本気で仮装をします。ぜひ来場いただく皆さんも仮装をしてハロウィーンホームゲームを楽しみましょう。

−チームとしては11日にBリーグへの準加盟が認められました。B2昇格への一歩を踏み出しましたが、今後に向けた意気込みは？
阪本　3年前に失格となった準加盟クラブ認定を受けることができました。これまでコロナ禍にもかかわらず、支えていただいたスポンサー、八王子市の皆さま、応援してくれたファンの皆さまのおかげです。八王子の街を、バスケを通じてより活性化できるように次のB2ライセンス取得に向けてチーム、スタッフ一丸となって取り組んでいきます。

−今節が終わると、立川、三重と今シーズンから参入したチームとの試合が続きます。市民の皆さんにメッセージを。
阪本　毎シーズン、日本各地でバスケットボールチームが立ち上がり、B3リーグに参入しています。それだけバスケットボールの注目度が上がり、地域には欠かせないクラブとなっている証拠だと思います。八王子ビートレインズも八王子市を代表するプロバスケットボールチームとして多くの市民の方に応援もらえるよう、チームの強化はもちろん、また行きたいと思ってもらえるホームゲーム作りを行っていきます。まだ会場に来たことがない方はぜひ一度、足を運んでください。会場でお待ちしています。

−ありがとうございました。