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八王子市に「桑都の杜」開業 オープニングセレモニーも

テープカットの様子

テープカットの様子

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 多目的施設「桑都の杜(そうとのもり)」(八王子市子安町3)が10月3日に開業した。

あいさつする初宿市長

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 2018(平成30)年に閉鎖した八王子医療刑務所の跡地を活用し、学び・交流・防災の3機能を備える同施設。八王子市と特定目的会社「八王子ミライテラスパートナーズ」が共同で整備・運営する。

 敷地面積は約5万2000平方メートル。大規模災害時には、広域避難場所として広場に約7000人、建物には一時滞在施設として約1000人が3日間滞在できる。

 八王子市郷土資料館(上野町)の機能を引き継ぐ「八王子歴史・郷土ミュージアム」や、図書館「いこいライブラリ」、交流拠点「SPOT HACHIOJI(スポット八王子)」などがある「リフォームプライス 杜のセンター」、2023年に終了した「にっぽん文楽プロジェクト」から譲り受けたヒノキ造りの組み立て舞台を常設する「リフォームプライス 杜の舞台」、カフェ「PARK BASEL(パークバーゼル)」などの施設に加え、8つの山、3つの広場などを設ける。

 開業に合わせて同日、初宿和夫八王子市長らが出席し、オープニングセレモニーを「杜の舞台」で行った。式典の前には地元の「八王子祭囃子(ばやし)連合会」が祭りばやしを披露し、10時の式典開始時には高尾山薬王院(高尾町)の山伏がほら貝を吹いた。

 式典では八王子市の姉妹都市で、同施設にサクラの木を贈った北海道苫小牧市、栃木県日光市、神奈川県小田原市、埼玉県寄居町の各首長に初宿市長が感謝状を手渡した。

 テープカットには、初宿市長、「八王子ミライテラスパートナーズ」の代表企業である大和リース(大阪市)の森田俊作会長らに加え、同施設の開業に向けた議論にも取り組んだ八王子市の「子ども☆ミライ会議」のメンバーを代表して、市内在住の小中高生3人も出席した。式典翌日に18歳の誕生日を迎えるという高校3年の村瀬啓太さんはあいさつで、「子ども企画委員としての思いを乗せたこの施設のオープンとともに、明日から一人の大人として八王子市で精いっぱい活動できるように頑張っていきたい」と述べた。

 式典後、八王子市の指定無形民俗文化財でもある「木やり」の先導で、高尾山薬王院の山伏や八王子芸妓(げいぎ)衆らが同施設内を歩く「お練り」などオープニングイベントが行われた。

 初宿市長は「『桑都の杜』は学び・交流・防災の機能を備えた新たな市民のサードプレイス。市民の皆さまには、遊び、学び、交流し、八王子の歴史や文化に触れてもらえる場になる。平時と非常時の双方において市民生活を支える新たな街のシンボルとして、末永く親しんでいただきたい。『桑都の杜』を拠点として、八王子駅南口から中心市街地、市内各地へと人の流れを広げていく。市内に点在するさまざまな地域資源と連携し、それぞれの魅力をつなぎ融合させることで、八王子全体のさらなるにぎわいと活性化につなげていく」と話す。

 開館時間は、「八王子中央公園」=6時~22時、「八王子歴史・郷土ミュージアム」=10時~18時、「いこいライブラリ」「SPOT HACHIOJI」=10時~20時。一部施設は有料。

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