
京王プラザホテル八王子(八王子市旭町)が9月で20周年を迎える。
京王プラザホテル(新宿区)のグループホテルとして1994年9月9日に開業した同ホテル。JR八王子駅、京王線・京王八王子駅に隣接しており、200の客室に加え、日本料理や鉄板焼き、中国料理などのレストランやバーなども備える。
同ホテルでは開業20周年を受けてフェアを企画。1年間にわたって展開する予定で、「各レストランで料理長こだわりの豪華記念コースをはじめ、パティシエールが考案した月替わりのホールケーキなどを提供する」と同社広報担当者。
4月は1階「ロビーラウンジ」で、フランスの伝統菓子をアレンジしたスイーツ「パリ・ブレスト」(2,000円)を提供。リング型のシュー生地に生クリームとカスタードクリームをサンドしたもので、色鮮やかなフルーツを使うことで「お祝いをイメージしてアレンジした」という。2階の中国料理店「南園」では、月替わりのスペシャルメニュー「祝彩(しゅくさい)コース」(3,900円)を用意したほか、同ホテルの開業に合わせて9の付く日には中国工芸茶をサービスする「9の日特典」を行う。15階の「鉄板焼 やまなみ」も、4・5月限定のメニューとして、土佐の黒毛和牛をメーンに据えた「春光(しゅんこう)の匠コース」(1万3,500円)で20周年を盛り上げる。
フェアと合わせて20周年の記念ロゴも展開。「まちの笑顔といつまでも」という文言とともに「20」の「0」を笑顔に見立てたものとなっており、「誕生日のおめでたい感、お祝い感をメーンに作った」と担当者。「八王子の皆さまのおかげで20年の誕生日が迎えられた感謝を表した」とも。ロゴは名刺や社用車、広告などに加え、館内装飾などにも使う方針。「具体的には何も決まっていないが、9月の開業日に向けてイベントなども考えていきたい」と意気込む。