「フラチナリズム」デビューアルバム、念願の5000枚販売達成 元メンバー大木凡人さんも祝福

5000枚販売達成の報を聞き、喜ぶ「フラチナリズム」のメンバー

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 八王子を拠点に音楽活動を行ってきたバンド「フラチナリズム」は8月30日、今月19日に発売したメジャーデビューミニアルバム「裸一貫」が目標としていた月内5000枚の販売を達成したことを明らかにした。

開演前には願いが叶うようにとタケウチさんに千羽鶴を渡すファンの姿も

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 モリナオフミさん(ボーカル、エンターテーナー)、田村優太さん(ギター)、タケウチカズヒロさん(ベース)、都築聡二さん(ドラム)の4人で構成する同バンド。同アルバムは同日までに5000枚売れなければ、レコード会社との契約を解除される「密約」が所属事務所との間で交わされており、八王子駅北口近くの横山町公園(八王子市横山町)で行われたライブ「裸一貫特別企画最終章 ~デビューアルバムは5000枚売れたか否か!?発表会」でその結果が明らかにされた。

 当日は小雨が降る中、多くのファンが会場に駆けつけた。18時から行われたライブの途中、「フラチナリズム」を担当する日本クラウンの宗清裕之さんがステージに登場し、「5000枚を超えることができました」と目標達成を発表するとメンバーや観客から大きな歓声が上がった。「週末にかなり加速がついて、今日の即売を足せば6000枚に行くのではないか。八王子をはじめとして全国で応援してくれた皆さんのおかげ」と宗清さん。

 目標達成と同時に「新たなミッション」として、年内のシングル発売も発表。代表曲「KAN&PAI」の演奏中にモリさんが「これをシングルで出したい」と宗清さんに懇願すると、「これだけの人を敵に回せない」とその場で同曲が次回作になることが決まった。ライブではこのほかにも、今夏、バンドに加入し初ライブの場で脱退した「元メンバー」のタレント・大木凡人さんがステージに乱入。「もう1回、入れてくれないか」という大木さんの願いを全員で頭を下げて断る場面もあった。

 「5000枚はいけない数字ではないと思っていたので、終わってほっとしている」とモリさん。メジャーデビュー後、初のシングルとなる次回作を「勝負曲で出せることが決まったので、ここはオリコントップ10入りを狙いたい」と意気込むと、大木さんが「これほど頑張っているバンドは初めて。本業である司会で応援したい」とエールを送った。

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