八王子で「フラチナリズム」連続ライブ メジャーデビュー記念で

メジャーデビューミニアルバムの発売前日にライブを行った「フラチナリズム」

メジャーデビューミニアルバムの発売前日にライブを行った「フラチナリズム」

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 ライブハウス「八王子RIPS」(八王子市三崎町)で8月18日、八王子を拠点に音楽活動を行ってきたバンド「フラチナリズム」のメジャーデビューを記念したライブ「フラチナリズム命がけ7daysライブ ~5000枚売るまで歌い続ける!~」が行われた。

トークではタケウチさんが「逆上がりができるようになった」ことを報告

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 モリナオフミさん(ボーカル、エンターテーナー)、田村優太さん(ギター)、タケウチカズヒロさん(ベース)、都築聡二さん(ドラム)の4人で構成する同バンド。これまで、飲食店を巡る「流し」や、地元ケーブルテレビ局への番組出演など八王子を拠点に積極的に活動を行ってきた。

 今回のライブは今月19日にメジャーデビューミニアルバム「裸一貫」を日本クラウンから発売するのに合わせて開催。18日~21日、24日~26日の計7日間にわたって連続公演を行うもので、全日程入場無料となっている。

 初日となる同日は「TRAIN」でスタート。「幸せのキセキ」では、モリさんが観客にマイクを向け会場全体で歌い上げたほか、代表曲の「KAN&PAI」や、サッカーJ2「コンサドーレ札幌」の応援歌として書き下ろした「運命共同体」も観客を巻き込んで盛り上げ、約1時間にわたってライブを繰り広げた。

 同アルバムは今月30日までに5000枚売れなければ、レコード会社との契約を解除、売れた場合には年末にシングルが発売される「密約」が所属事務所との間で交わされており、今回のライブにはメンバーも気合を入れていた。

 「インディーズだろうがメジャーだろうが心意気は変わらない。『裸一貫』を1週間で5000枚売って、業界に『やばい新人が来たぞ。オールドルーキーが来たぞ』と思わせられるよう、一人一人に歌を届けて感動して勝ってもらうことをやり続けていきたい」とモリさん。「長年見てきた夢が現実となるか、はたまた花火のようにはじけ飛ぶか、これはやってみないとわからない」とも。

 「応援してくれる、すべての皆さんのために、そして、自分たちのためにやるのみ」と都築さん。田村さんも「ここで終わるわけにはいかないので、頑張るだけ」と気合を入れたほか、タケウチさんは「『ここで終わる訳にはいかない』をずっとやっていたら、ここまで来られた。これが三十路(みそじ)崖っぷちバンドの生きる道」と話す。

 モリさんは「まずは5000枚売って、冬にシングルが出せるようにしたい。素晴らしいシングルを作るために今があると思うので、毎日、1ステージ、一人一人のお客さまのために歌う。スタンスは変わらないし、ずっとやっていきたい」と意気込む。

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