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「高尾ビール」販売開始 八王子産ホップや果物も活用し生産

「高尾ビール」販売開始 八王子産ホップや果物も活用し生産

「高尾ビール」を手掛ける池田さん

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 八王子・高尾でビールの醸造を行っている高尾ビール(八王子市下恩方町)が12月から、オリジナルクラフトビールの販売を始めた。

醸造所には試飲スペースも

 高尾駅からバスで10分ほど、陣馬街道側の住宅街に醸造所を持つ同社。酒類の製造免許を取得後、11月初旬からビールの生産を開始。今回は地元の飲食店や酒販店などを対象に「Oh! Mountain(オー!マウンテン)」と「森は生きている ゆずバージョン」の2種類のクラフトビールの販売を始めた。

 デザイン・広告の世界で働きながら、アウトドアスポーツ好きが講じて高尾に引っ越してきたという池田周平さんが一念発起して立ち上げた。「昔からビールが好き。2000年初頭のベルギービールブームではまった。その頃は自分が造ることになるとは思ってもいなかった。日本にいる限り免許が必要で造ることはできないことから、座学で技術を学んだ後、クラフトビール大国のアメリカ、その中でもキーとなるオレゴン州ポートランドの大学のクラフトビールビジネスのコースを受けに行った」と池田さん。

 昨春から1年間、大学で学んだ後、カリフォルニア州バークレーの醸造所で修業。そこでさらに技術を得た上で、設備を買い上げる形で今回、高尾に醸造所を開いた。醸造所はもともと織物工場だった場所を活用。「下恩方のエリアは八王子の中でも静かなところ。空間も広いし使いやすい」と話す。

 農家の協力を得て下恩方で作られたホップや、上恩方で採れたユズを使うなど地元のものを生かしたものづくりを進めている。「初めて造ったビールにもこのホップが入っている。フレッシュホップを使うと香りの立ち方が全然違う。今年は一部だけだが将来的には全量使えるようになれたらいい」と池田さん。

 「地域に溶け込みたいという思いもあるし、ビールと農作物は非常に隣接しているもの。隣で採れたものを使わない手はない。フレッシュなものをローカルで使って消費していけるようにできれば」とも。

 醸造所では年間1万2000リットルを生産。今後は地元企業などとコラボして、ビールを飲むことができる「タップルーム」を高尾に作ることも目標に据えているという。

 「ミッションとして高尾の人の滞留を増やしたいということがあるので、酒屋さんでお土産として買えるようにしたり、飲食店に立ち寄ったりできるようにしたい。高尾の名物になってほしいし、ビールをきっかけとしたコミュニケーションの場も作っていければ。郊外でものづくりを始めるロールモデルにできれば」と意気込む。

 「日本では数あるビールのスタイルの中でも限られたものしか飲まれていない。これから続々と造っていくので、自分の好みのものや飲み方を見付けてもらえるといい。そして、飲むことで地域に思いをはせ、魅力を再発見していただけたらうれしい」と期待を込める。

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