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染色学ぶ「奥田塾」、13年ぶりに展示会 八王子の古民家などで回顧展

古民家を改修している「つくるのいえ」で開催

古民家を改修している「つくるのいえ」で開催

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 西東京バス・浅川橋バス停から徒歩5分の場所にある「つくるのいえ」(八王子市中野上町1)などで4月5日から、染色について学ぶ「奥田塾」の回顧展「布を染める」が行われる。

急ピッチで改修作業が進められている「つくるのいえ」

 奥田染工場(中野上町1)が2001年から開いている同塾。1年を一区切りにデザインに関する授業や染料、顔料を使ったプリントなどの実習といったカリキュラムを組んでおり、これまでに染織に興味がある一般の人からデザイナー、作家、教育者まで約200人が受講してきた。

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 今回は同塾に通った経験を持つ24人の作家が集まり、それぞれがこれまでに作り上げた作品を展示する。「つくるのいえ」では、同塾出身で2006年に30歳の若さで亡くなった染色家・牛田みのりさんの特別展のほか作品や布の端切れなど素材を販売する催しなども開催。オーダー家具製作などを手掛ける「WALDEN」(中野上町1)でも展示を行うほか、奥田染工場では時間限定で見学や体験イベントを行う。

 同塾として展示会を行うのは2回目で、2005年以来13年ぶり。奥田染工場の奥田博伸社長は「1、2年ほど前からただ作るだけではなく、せっかく作るなら見せる場所があったほうがいいと思っていた。『つくるのいえ』を作っていることもあり、地域を絡めてできないかと考えていた」と話す。

 2005年に行った展示会では、病床にいた牛田さんも作品を出展し、それが生前最後の展示になったという。その牛田さんの作品を改めて展示しようと企画を進めていたことが今回の回顧展のきっかけになった。

 「重い展示にはしたくなかったし、過去のメンバーにも声を掛けて今までの人たちのものももう一度飾ったら面白いことになるんじゃないかと思った」と奥田さん。「八王子で布の展示はなかなかない。都心で展示をするのもいいが、この地域で展示をすることに意味がある。今だからこそこういうことができる。布や染色にはいろいろな表現があることを見てもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~18時(最終日は17時まで)。4月8日まで。

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