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明星大学で「日野活性化プロジェクト」 市が課題提案、デザイン学部の学生が挑む

「日野活性化プロジェクト」の企画プレゼンテーションの様子

「日野活性化プロジェクト」の企画プレゼンテーションの様子

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 明星大学(日野市程久保2)で7月21日、デザイン学部の学生が日野市のさまざまな課題に対して企画・提案を行う「日野活性化プロジェクト2018」の公開プレゼンテーションが行われた。

考え出した企画に合わせて、さまざまなプレゼンテーションを展開

 学部3年生の必修となっている地域連携授業「企画表現演習5」の受講生による今回の催し。2016年から毎夏に行われ今回で3回目。市側が課題として挙げた「日野のおみやげ」「特産品の売り出し方」「樽(たる)トマトのブランディング」「物産展でのPR」の4つについて、それぞれの課題を解決するための提案を行った。

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 約110人の受講者を5~6人ずつ、20の班を作り、それぞれの班ごとに課題に取り組んだ。発泡スチロール製の「樽」と呼ぶ容器を使ってトマトを育てる「ひの樽トマト」のブランディングについては、トマトを使ったオリジナル商品だけでなく、トマトを題材にしたフェスやマラソン大会の開催など奇抜なアイデアを提案する班もあり、市職員も熱心に聞き入っていた。

 プロジェクトに参加した同学部3年の小林瑛人(あきと)さんは「約2カ月、21時まで自主的に大学に残って準備を進めてきた」と話す。「毎日のように全員が集まり団結していた。誰か1人が欠けただけでも成功しなかったと思う。提案が実現してくれたら、これ以上にうれしいことはない」とも。

 授業を進めるに当たっては、企業の中で仕事に取り組むときと同様の状態を再現。同学部の西本剛己教授は「授業の第一声として『この授業で君たちを学生として扱わない。企業の社員として扱う』と説明している。それぞればらばらの20チームではなく、『明星デザイン』という一つの仮想企業の部署として、ライバルではありながらも、全体と部分の調和を考えながら動くように指導してきた」と話す。

 市で検討の結果、実現に向けて動き出すこととなった提案については、「学業に支障がない範囲で積極的に関わらせていただいて、実現に向けて動いてもらえれば」と西本教授。「3年生でまだまだなところはある。教員としてアドバイスしたところも盗み、自分の武器にして総合的な力を付けてほしい」と期待を込める。

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