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八王子のネクタイ工場でオリジナルネクタイ作るワークショップ 江戸時代から残る織機の見学も

成和ネクタイ研究所とネクタイをモチーフにしたパンフレットを胸元に当てる及川さん

成和ネクタイ研究所とネクタイをモチーフにしたパンフレットを胸元に当てる及川さん

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 成和ネクタイ研究所(八王子市北野町)で8月25日、ネクタイを題材としたワークショップ「AKITEN WORKSHOP『tie』」が行われる。

 八王子駅周辺の空きテナントを使い、アーティストの作品展を行うなど、さまざまプロジェクトに取り組んできたNPO法人「AKITEN」(千人町2)が手掛ける同イベント。ネクタイメーカー・成和(千代田区)が市内に展開する工場を会場にワークショップを行う。

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 「好きな色を配色してオリジナルネクタイを作る」と題したワークショップでは、ネクタイの図案に色鉛筆を使って配色し、糸見本から糸を選ぶことで世界に一つのオリジナルネクタイを作る。ネクタイは大人用ネクタイと首掛けタイプの子ども向けネクタイ、大人用ネクタイと蝶ネクタイのどちらかの組み合わせから選ぶ。ワークショップの後、生地を織り縫製を行うため、手元に届くのは10月頃になるという。

 このほか、型紙に合わせてネクタイの生地を切り貼りし、絵の具で絵を描くなどしてネクタイを作る「ネクタイ生地を使ってオリジナルネクタイを作る」、ダンボールに凧糸を巻き、廃材を裂いた生地を織り込んでコースターを作る「ダンボール裂き織りを体験する」ワークショップも開く。同所に併設の、江戸時代から昭和にかけて使われていた織機を集めた資料館の見学会も行う。

 豊田~八王子間を走る中央線車内から見ることができる同所。同NPO代表の及川賢一さんにとっては、子どものころから思い入れの強い場所でもあるという。「工場の芝生は地元の小学生にとってあこがれの場所だった」。昨年、シンガー・ソングライターの中村千尋さんが手掛けた、日本ネクタイ組合連合会のキャンペーンソング「ネクタイしようぜ」のプロモーションビデオに参加したことから同社とつながりができ、今回の企画へとつながったという。

 「昨年から地域の産業をデザインやアートの力で知ってもらおうと進めている。八王子は織物の街。ネクタイで何かしたいという思いがある。ネクタイがどうやってできていくのか知ってもらうことで、八王子にそういう産業があるということを知ってもらうきっかけにしてほしい。郷土愛やシビックプライドにつながれば」と及川さん。

 「好きな色を配色してオリジナルネクタイを作る」「ネクタイ生地を使ってオリジナルネクタイを作る」の開催時間は初回=13時~14時30分、2回目=14時30分~16時。事前の申し込みが必要で定員は各回10人。参加費は「好きな色を配色してオリジナルネクタイを作る」=1万2,500円、「ネクタイ生地を使ってオリジナルネクタイを作る」=2,000円。

 「ダンボール裂き織りを体験する」と資料館の見学はどちらも当日参加可能で、事前予約も不要。「ダンボール裂き織りを体験する」は先着20人まで。参加費は1,000円。資料館の見学は14時30分、16時の2回開催し、定員は各回30人。参加無料。

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