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大学生が市長に市政提案 大学コンソーシアム八王子が「学生発表会」

学生が市長に向けて直接、企画を提案した

学生が市長に向けて直接、企画を提案した

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 大学生が八王子の活性化に向けたアイデアを直接、市長へプレゼンテーションする「学生が八王子市長に直接提案!~最終選考会~」が12月9日、八王子市学園都市センター(八王子市旭町)で行われた。

学生からの提案に耳を傾ける石森孝志八王子市長

 大学コンソーシアム八王子が日頃の研究成果を発表する機会として設けている「学生発表会」に合わせて行っている同イベント。今年で10回目。今回は事前審査を経て選ばれた5大学、8件の提案について、石森孝志八王子市長に向けて直接、プレゼンテーションを行った。

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 当日は市民大学「八王子学園都市大学 いちょう塾」の青山■(やすし)学長(■は人偏に「八」と「月」)など、13人が審査員として参加し各賞を選出。最優秀賞には創価大学安田ゼミの「ファーストエイダープロジェクト」を選んだ。

 東京では他国と比べて同伴者による心肺蘇生法の施行率が低いことを受け、子どもの頃から心肺蘇生法に関する意識付けをしようと小学生向けにカードゲームを開発。教材として市内の市立小学校への導入を求めたもので、「内外のことについて、よく研究調査されている」「発想が良い」「努力が認められる」などに加え、原稿を見ずにプレゼンテーションを行ったことなど表現も高く評価された。

 そのほか、杏林大学小暮ゼミの学生は八王子で採れるパッションフルーツのPRに向け、キャラクターの導入などを提案。創価大学小出ゼミの学生は、訪日外国人を対象に避難場所などの災害情報をQRコードを使って提供する方法、同大西浦昭雄研究室のメンバーは、大学卒業後の市内就職率が1%にとどまっている現状を受けて、企業と学生との間で新たなインターシップの仕組みづくりを提案した。

 拓殖大学シビックデザイン研究室の学生は、八王子市内の各所にトリックアートを施すというアイデアを見せたほか、工学院大学経営情報システム研究室の学生は、八王子の年齢別人口が中心市街地から同心円状に分布していることを指摘した上で、西八王子駅周辺の利便性の向上などを呼び掛けるなど、地域活性化に向けた提案も少なくなかった。

 石森市長は「回を重ねるごとに磨きがかかってきていて、第10回にふさわしい提案をちょうだいした。学生の皆さんの発想には感心するばかり」とした上で、「中身の濃い内容だったので、市政に取り入れられるものについては積極的に取り入れていきたい」と意気込む。

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