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「オムライスエバンジェリスト」新刊イベント開催へ 客席でオムライス作りも

「オムライスエバンジェリスト」の岸本さん(右)と淡路店長

「オムライスエバンジェリスト」の岸本さん(右)と淡路店長

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 「オムライスエバンジェリスト」を自称する岸本好弘さんの新刊「きっしいのオムライス大好き! 」(交通新聞社)の出版記念イベントが4月21日、「ナポリピッツァ&パスタ 八王子MAR」(八王子市旭町、TEL 042-643-8020)で行われる。

イベントが行われる「八王子MAR」

 オムライスに関しては「きっしい」の名で、伝道師を意味する「エバンジェリスト」として活動する岸本さん。ゲームメーカーのナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)やコーエー(現在のコーエーテクモゲームス)で開発プロデューサーなどを歴任し、野球ゲーム「プロ野球ファミリースタジアム」を世に送り出し、「ファミスタの父」としても知られるほか、東京工科大学(片倉町)などでゲームのプロデュースやディレクションなどについて教壇に立っていた。

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 3月19日に発売された同書は「日本初のオムライス単行本」をうたい、23年にわたってオムライスを食べ歩いてきたという岸本さんが特に行ってほしい首都圏を中心とした店の情報などを紹介。日本生まれの洋食であるオムライスの歴史や分類、なぜおいしそうに見えるのか色彩学の観点から分析した論考までを網羅した「オム学入門」やレシピ、コラムなども掲載する。

 岸本さんは「今までラーメンやカレー、とんかつなどはあったのにオムライス単体の本はなかった。オムライスは毎回洋食でくくられてしまうのが悔しかった」と話す。「グルメ本はいっぱいある。そこと差別化をするためにオムライスの研究も付け加えている。オムライスが世界に誇るべき日本の食文化の1つであることを紹介している。ホームページを23年やっているので、その間にオムライスがどう変わったのかも紹介した。読み物としても面白いのでは」とも。

 今回は同書の発売を記念して、本の中で「皆さまをお連れしたいオムライスの店10選」の中に選ばれている「八王子MAR」でのイベントを企画。同店、岸本さんと、同書では大正時代のオムライスのレシピの再現などで協力したカゴメの3者によるコラボイベントとなっている。

 当日は取材の裏話やレシピ作りの苦労話などを題材としたトークイベントに加え、同店の「オムライスハッシュドビーフソース」を味わうことができる食事会も開く。「当日は客席で卵を焼き上げて、オムライスを仕上げるパフォーマンスをしようと思っている」と同店の淡路吉彦店長。「もともとはまかないで食べていたもの。米を休ませ、ソースも寝かせたものを使うなどこだわっている」とも。

 今回のイベントについて、「イタリアンの店なのにオムライスがあるのが不思議。八王子というとラーメンが有名だが、オムライスのおいしい店があることを知らせたい」と岸本さん。今後は「アジア圏にはオムライスが好きな方も多く、わざわざ日本に食べに来る方もいるくらい。取材も含めて世界に手を広げていきたい」と意気込む。

 開催時間は13時~15時。参加費は1,200円。定員は16人程度で、同店への事前申し込みが必要。

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