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八王子市役所、令和元年5月1日は開庁 婚姻届受け付け、記念撮影ブースも

記念撮影ブースにはボードも用意

記念撮影ブースにはボードも用意

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 新元号「令和」が施行される5月1日、八王子市は市役所本庁舎を開庁し、婚姻届などを受け付ける。

記者会見を行う石森市長

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 石森孝志八王子市長が4月19日、記者会見で明らかにした。同日は新元号「令和」施行の日であることに加え、大安でもあることから、特別に1階4番窓口を戸籍届け出窓口として開放し、婚姻届や出生届などを受け付ける。

 正面玄関前の市民ロビーには、3月に発表された市のブランドメッセージ「あなたのみちを、あるけるまち。八王子」の文言を使ったバックパネルを用意。その場で記念撮影ができるようにする。職員が手作りしたというボードには「令和元年5月1日」「JUST MARRIED」という言葉とともに、ブランドメッセージを模して「ふたりのみちを、あるけるまち」を入れる。このほか、「令和」と書かれたボードなども用意する予定という。

 市ではこのほか、新元号に合わせた記念イベントとして5月7日~10日、市内小中学校で「令和お祝い献立」の給食を用意。市内4図書館では同月6日まで、「令和」にちなんだテーマ展示を行う。新元号が万葉集を出典としていることから、万葉集にある「赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山かしゆかやらむ」の歌碑を建立している万葉公園(八王子市散田町)に案内看板を設置するほか、広報紙などを通じてプロモーション活動を行っていくという。

 石森市長は「いよいよ5月に新元号『令和』の時代が幕を開ける。『令和』の名称の出典となった万葉集に関連する書籍や、ゆかりの地が脚光を浴びるなどいろいろな形で国民の関心事になっているが、八王子市でも新元号に合わせ記念イベントを行う」と話す。特別開庁については、「ぜひ記念日を本市で迎えて、思い出に残る写真を撮っていただきたい」とアピールする。

 当日は証明書発行や住民異動届は受け付けない。死亡届・死産届は同窓口ではなく守衛室で受け付けるという。開庁時間は8時30分~17時。

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