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新型ソーラーカー、世界大会後初の一般公開 工学院大ソーラーチームがイベント出展

大会終了後、アデレード市内でパレードランに臨む「Eagle」

大会終了後、アデレード市内でパレードランに臨む「Eagle」

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 工学院大学八王子キャンパス(八王子市中野町)に拠点を置く「ソーラーチーム」が12月19日、東京スクエアガーデン(中央区)で行われる「2019年BWSCソーラーカー展示&大会報告イベント」に出展する。

「Eagle」の車体にはチームメンバーからの思いが書き込まれている

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 BWSCはオーストラリア大陸約3000キロをソーラーカーで縦断する「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」のこと。今回は10月13日~20日の日程で行われた。同チームは「チャレンジャークラス」に出場した。

 予選3位、本戦3番手でスタートするも大会初日からモーターの過熱による故障に見舞われたほか、猛暑や強風で車体が損傷を受けるなどアクシデントが続出。ほかの参戦チームが続々と未完走・リタイアに追い込まれる中、大会6日目となる18日10時前にアデレードに到着し、クラス5位でレースを終えた。車体の先進性などが評価され、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)から日本勢史上初となる特別賞「テクニカルイノベーションアワード」が授与される快挙も果たした。

 イベントでは、今回のレースで使用された新型ソーラーカー「Eagle(イーグル)」を帰国後初めて一般に公開。チームの学生メンバーが説明員となり、車両の特徴や魅力、今大会の経験などを来場者に語る。同大広報担当者は「世界大会に参戦した学生が説明員を務めるので、さまざまな思いを聞けるのがポイント」と話し、「大会に関する展示なども行われるので、BWSCを知らない人も楽しんでいただけるかと思う」とアピールする。

 開催時間は9時30分~17時。事前申し込み不要、参加無料。

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