JR東日本が1月13日、中央線快速電車など一部路線で終電付近の列車の運転を今月20日から取りやめることを発表した。
3月13日に行うダイヤ改正に合わせ、保守作業時間拡大を目的として、終電時刻などの繰り上げを行う同社。時刻繰り上げに先立ち、今月8日に東京都などを対象に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を発令されたことなどから、中央線快速や山手線、横須賀線、東海道線など11線区、42本(土休日は40本)の運転を取りやめることにした。
中央線快速については、東京発の下り電車の最終電車を0時6分に繰り上げ、同駅0時10分発以降の列車の運転を取りやめる。土曜・休日の八王子~高尾間到着の電車は23時59分が最後となり、最終電車は0時7分発豊田行きに変更する。終電時刻は豊田~高尾間は平日で約10分、休日で約17分繰り上がる。
高尾発の上り電車については、23時54分発の東京行きを三鷹行きに変更するほか、土曜・休日も23時53分発の電車を同様の形に変更する。三鷹~東京間の終電時刻は約17分繰り上げる。上りの終電時刻に変更はない。
同社は実施期間を「当面の間」としている。