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高尾山で「火渡り祭り」 セレオ八王子で祈願受け付けも

春の恒例行事となっている「火渡り祭り」の様子

春の恒例行事となっている「火渡り祭り」の様子

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 高尾山薬王院(八王子市高尾町)で3月12日、春の恒例行事「高尾山火渡り祭り」が行われる。

セレオ八王子北館には「撫で木札」に願いごとを書き込むコーナーが登場

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 高尾山の2つの荒行「水行」「火の行」のうち「火の行」を一般公開する同祭り。高尾599ミュージアム(高尾町)前にある自動車祈祷殿(きとうでん)広場で毎年3月の第2日曜に行っている。同日は、火をたいて祈願を行う同寺院最大規模の護摩供養も行う。

 当日は、ヒノキの葉などを積み上げた祭壇を設け、儀式の後火をつける。信者や一般参加者が名前や年齢、願いごとを書き込んだ「撫(な)で木札」(200円)を護摩木として火の中に入れ、たき上げた後、修験者が火渡りを行い、それに続いて一般の希望参加者も火の上を歩く。

 会場では、祭りの時のみ配布する「梵天(ぼんてん)札」を刺したみこしも登場。祈願しながら担ぎ歩き、来場者にお守りとして授与する。「梵天札」の初穂料は500円。祭りに参加した証しである「渡火(とか)証」(300円)、「火渡り祭限定御朱印紙」(限定400枚、1,000円)も用意する。

 今年は祭りの開催を前に八王子の駅ビル・セレオ八王子(旭町)が、北館2階入り口に「撫で木札」に願いごとを書き込むことができるコーナーを設置している。集まった「撫で木札」は祭り当日にたき上げる。

 感染防止対策の一環として、火渡りの一般参加者には事前に整理券を配布する。先着1000人限定。配布は当日8時30分から。祭りは13時開始。

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