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不要になったピアノをアート作品に 子どもたちの絵を原画に八王子でライブペイント

ピアノに絵を描くYORIKOさん(左)ら

ピアノに絵を描くYORIKOさん(左)ら

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 「牧場でピアノにアート♪ in 東京ファームビレッジ」が3月4日・5日、「TOKYO FARM VILLAGE」(八王子市小比企町)で行われた。

原画を見ながら絵を描くYORIKOさん

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 使われなくなってしまったピアノに子どもたちが描いた原画を基にしたイラストをライブペイントした今回のイベント。八王子市学園都市文化ふれあい財団(本町)が主催。楽器を譲り受け、アート作品としてよみがえらせた上で必要とする人に届ける「幸せを運ぶアート楽器プロジェクト」の第3弾で、2月23日にも高尾山近くの「高尾の森わくわくビレッジ」(川町)でピアノを「アート楽器」に仕上げた。

 5歳~小学生までの子どもたちを対象に事前に参加者を募集した。各日4回開催し、参加した子どもたちはその場でA4サイズの紙に「『TOKYO FARM VILLAGE』から見ることができる自然」をテーマにした原画を描いた。原画を受け取った「ニューモア」(千人町2)デザイナーで「にぎわい空間作家」のYORIKOさんらがピアノに絵を描き入れた。

 同財団の担当者は「使われなくなったピアノは数多くあると聞く。ストリートピアノはいろいろなところにあるが、八王子の特色は地元にゆかりのあるアーティストが皆さんに愛着を持ってもらえるピアノに生まれ変わらせた上で、新しい場所で活躍してもらうという点。その思いで今回のイベントを開催した」と話す。

 作品づくりに取り組んだYORIKOさんは、子どもたちから寄せられたさまざまな原画に「最高。これを調和させるのが私のミッションだった」と話す。「すてきな場所なので、ここに合うものをというプレッシャーはあった。ありがたいコラボレーションに心躍った」とも。

 「TOKYO FARM VILLAGE」は昨年10月、京王線・山田駅近くにある磯沼ミルクファーム(小比企町)の放牧場の一部を活用して開業した。同社が運営するショップ「ISONUMA MILKSTAND」、バーゼル洋菓子店(高倉町)のカフェ「FARM BASEL」、小比企町に農園を持つ中西ファームで作られた野菜の販売コーナーから成る。

 ピアノは同施設に寄贈され、今後は展示やイベントの際に活用される。今秋に開催を予定する「八王子アートフェス(仮称)」のリリースイベントとして、今月21日に大型商業施設「iias(イーアス)高尾」(東浅川町)で行う催しにも登場する予定という。

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