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高尾山で春の「スタンプハイク」 朝ドラ主人公の元になった学者に注目

京王高尾山口駅などにスタンプを設置

京王高尾山口駅などにスタンプを設置

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 京王電鉄が4月21日、春の恒例イベント「2023 高尾・陣馬スタンプハイク」を始める。

スタンプシートのイメージ

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 1971(昭和46)年から行い、春と秋を合わせて今回で99回目を迎える同イベント。高尾山周辺の各所を巡りながら、指定された場所でスタンプを集める。

 今回は現在放送中のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルで、高尾山を20回以上訪れ、 「日本の植物分類学の父」とも呼ばれる植物学者の牧野富太郎に焦点を当てる。同社は「コースに設置するスタンプは博士ゆかりの植物などをデザインし、春の高尾の自然や草花を感じながら、ボタニカルの魅力をより知っていただけるイベント」と説明する。

 スタンプを押す台紙となるスタンプシートは京王線・井の頭線の各駅で配布するほか、同イベントの特設ウェブサイトでもダウンロード配布する。

 スタンプは高尾山頂にある東京都高尾ビジターセンター(八王子市高尾町)や陣馬高原下、景信山のほか、京王線・高尾山口駅、ケーブルカーの清滝駅・高尾山駅、高尾山薬王院、日帰り温浴施設「京王高尾山温泉/極楽湯」(高尾町)など10カ所に設置する。高尾ビジターセンターなどでは曜日によってスタンプを置かず、代わりにキーワードポスターを設置するという。

 集めたスタンプの数や種類に応じて、各コースに応募ができる。「5スタンプコース」では、高尾山ケーブルカー・リフトのペア乗車券や「京王高尾山温泉/極楽湯」の招待券に加え、牧野富太郎の業績を紹介する高知県立牧野植物園(高知県高知市)から「牧野タンブラー」や「牧野手ぬぐい」も景品として用意する。

 「パーフェクトコース」では高尾山薬王院「精進料理の会」や今夏に高尾山で行われる「高尾山ビアマウント」への招待券を進呈する。京王電鉄が1913(大正2)年4月の開業から110周年を迎えたことを受け、「京王線開業110周年記念賞」として、先着1500人に京王5000系車両をデザインしたオリジナル定規も進呈する。

 期間中、京王線全線で「高尾」「陣馬」のヘッドマークを取り付けた京王7000系、8000系をそれぞれ1編成運行する。6月30日まで。

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