
「八王子魂 ~Festival & Carnival 2025~」の開催を前にタレントのヒロミさん、ミュージシャンのファンキー加藤さん、LITTLE(リトル)さんが5月21日、初宿和夫八王子市長を表敬訪問した。
「八王子魂」は2023年に初開催し、今回で2回目。ヒロミさんが発表した「八王子のうた」を全国区にするなど、八王子出身の芸能人が集う「八王子会」の活動を「勝手に応援しよう」と活動している「八王子を盛り上げる会」が主催し、6月14日・15日にエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で開催する。
イベント開催を前にこの日、イベントのスペシャルアンバサダーを務めるヒロミさん、アンバサダーを務めるファンキー加藤さん、「八王子少年」としても活動するKICK THE CAN CREWリーダーのLITTLEさんと、「八王子を盛り上げる会」会長で、八王子商工会議所の樫崎博会頭が初宿市長を表敬訪問した。
初宿市長が「日頃から八王子を盛り上げていただいてありがとうございます」と話すと、ヒロミさんは「こちらこそお世話になっております」と返し、3人は初宿市長にイベントの公式タオルとポスターを手渡した。
ファンキー加藤さんは「1回目を開催した時に市民の皆さんがすごく喜んでくれた。疎遠になっていた地元の仲間からも連絡をもらった。今回、第2回を開催できるということで、うれしく思っている」と話す。LITTLEさんは「街の皆さんから『次はいつやるの』などと声を頂いていた。そこから第2回の開催となったのでうれしい」と話す。
ヒロミさんは「本当は毎年やるのがよいのだが、加藤がどうしてもやりたくないと言って……」と話し笑いを誘うと、「前回は僕が頑張ったが、60歳になったし、このイベントをずっと続けていきたいという思いもあるので、今回は加藤くんとLITTLEくんが中心となってくれた。八王子を盛り上げていこうと思っている八王子を代表するアーティストなので、イベントを盛り上げてほしい。僕もお手伝いができることがあれば」と語った。
会の途中にはヒロミさんの同級生で、ショート動画サイト「TikTok」上でさまざまなダンスを披露し、「おじさんダンサー」としても活動する三和交通(八王子営業所=元本郷町3)の溝口孝英さんが「八王子魂2025 PR隊員」として参加した。
「八王子で音楽やお笑いを織り交ぜたエンターテイメントフェスを」をコンセプトに据え、今回は2日間で40組以上が出演する。14日はKICK THE CAN CREW、グッドモーニングアメリカ、ニューロティカ、歌手の北山たけしさんと大江裕さんによる北島兄弟に加え、ラッパーのR指定さんを除くメンバーで梅田サイファーが出演する。
15日は、氣志團、CENT、FUNKY MONKEY BΛBY'S(ファンキーモンキーベイビーズ)、フラチナリズム、近藤真彦さん、山本淳一さん、遊助さんが出演する。ヒロミさんやファンキー加藤さん、LITTLEさんは両日とも出演。
ファンキー加藤さんが「とある事情で事前に名前は出せないが、国民なら誰でも知っていて、フェスに出ることはあまりない、『あー夏休み』な『シーズン・イン・ザ・サン』な方も出てくれる」と話すと会場からは笑いが起こった。ヒロミさんは「完全にシークレットなので気を付けて」と念を押した。
当日はお笑い芸人らが出演する「カーニバルステージ」、八王子を中心に活動するミュージシャンらが出演する「∞(無限)ステージ」なども展開する。
今月21日から八王子市内の店でのチケット販売が始まった。販売しているのは、ライブハウス「MatchVox(マッチボックス)」「八王子RIPS」(以上、三崎町)、LITTLEさんが「桑都テラス」(中町)内に出店している物販店「ZIMOTO STORE 八王子商店」など。対象は1階スタンディングチケットで、料金は1日分=1万1,000円、両日=2万円。支払いは現金のみ。