八王子市、都立小児病院跡地に新たな医療施設-2010年度予算案

3月末に廃止される東京都立小児病院(八王子市台町4)

3月末に廃止される東京都立小児病院(八王子市台町4)

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 黒須隆一八王子市長は2月4日に開かれた記者会見で、2010年度予算案の中に今年3月に廃止される東京都立八王子小児病院(八王子市台町4)跡地に小児向け医療施設を作る計画を盛り込むと発表した。

 市の今年度の当初予算は3,315億7,176万円。このうち、一般会計が1,836億円、国民健康保険、介護保険、下水道事業などの特別会計が1,479億円となっている。市長は新年度の予算について「大幅な税収減により、臨時財政対策債の借り入れが避けられない状況」と説明。それぞれ市税が42億6,000万円、法人市民税が29億1,500万円ほど減収になるという。

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 このことから、事業を根本から見直し、社会的な問題となっている「雇用対策」に加え、「魅力あふれる都市の創造」「健康・医療、福祉施策の充実」 「環境に配慮したまちづくり」「子育て支援と教育環境の充実」 「安全・安心な暮らしの確保」の5つをテーマとした予算を組む。

 新年度予算の総額は今年度に比べて約2.7%増え、3,403億7,600万円。目玉の一つが今年3月に都立梅ヶ丘病院(世田谷区)と統合し、府中市に移転する都立八王子小児病院の跡地利用。市はここに「八王子市小児・障害メディカルセンター(仮称)」を2011年4月にもオープンする方針。現在の都立小児病院2号館を解体し、新たに2階建ての施設を建設。新館とCT棟も改修し、センターとしての利用を予定する。同センターには市が平岡町で運営してる「市保健福祉部保健センター」も移設し、夜間救急診療所や休日歯科応急診療所としての機能も持たせる。

 このほか、「太陽光発電普及促進モニター事業」や「プラスチック資源センター」の整備など、環境分野への新たな取り組みなども始める方針。

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