そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-624-2511)で7月8日から、長野県の特産品を集めた「夏の信州物産展」が始まる。会場は8階の大催会場。
昨年9年ぶりに復活して以来2度目の開催となる同展。同店では年間を通して定期的に物産展を行っているが、昨年4月に各地の銘菓・総菜などを集めた「全国うまいものめぐり」を開催した際、信州からの店が客に好評だったことを受け、復活することになった。
今回は昨年よりも規模を拡大し、33店が参加。食品や工芸品など信州のさまざまな名産品が並ぶ。通常の物産店と比べると出店数は半分程度だが、「『信州にこんなおいしいものがあるんだ』という新しい発見をしていただける催事にしていきたい」と催事担当の宮坂さん。
初参加は6店舗。中でも「桜井甘精堂」(長野県上高井郡小布施町)は、創業から200年を越える老舗和菓子店で、今回は小布施町で室町時代から伝わる栗を使った「栗水ようかん小倉」(263円)、「栗・小豆水ようかん小倉」(210円)などを販売。「栗あんソフトクリーム」(351円)の実演販売も行う。
このほか、食品ではアップルパイが有名な「りんごの木」(長野市)や鈴木養蜂場(須坂市)などが初出店。あけび細工などの民芸品を扱うアケビ屋本店(下高井郡野沢温泉村)、絵画を販売するしなの美術企画(長野市)など、工芸品の店も並ぶ。
初日の8日には信州の特産品を集めた「お楽しみ袋」(1,050円)を同日限定で80個販売。同日は、オリジナルソースを使用していることで知られる明治亭(駒ケ根市)の「ソースかつ丼」(801円)を限定80個販売するなど、期間中毎日日替わりサービスも行う。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月15日まで。