そごう八王子店、2012年1月末で営業終了-赤字続き採算見込めず

2012年1月で営業を終了するそごう八王子店

2012年1月で営業を終了するそごう八王子店

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 セブン&アイ・ホールディングス(千代田区)傘下のそごう・西武(千代田区)は2月23日、そごう八王子店(八王子市旭町)の営業を2012年1月31日で終了すると発表した。

10年ぶりに「八王子まつり」に参加したそごう八王子店

 同店は1983(昭和58)年11月に開業。JR東京西駅ビル開発(旭町)が八王子駅北口に展開する駅ビルで、同社が展開する「八王子ナウ」とともに核テナントとなっている。地下1階・地上10階で、売り場面積は約3万5,000平方メートル。現在、11店舗を展開するそごうとしては東京都内で唯一の店舗となる。

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 開店25周年を迎えた2008年には全館リニューアルを図ったほか、2009年からは「地元八王子とともに頑張ろう」をテーマとした「WE LOVE HACHIOJI」キャンペーンを展開するなど、近年は地元に根ざした店舗作りを強化していた同店。

 「WE LOVE HACHIOJI」と関連したエコピンバッジの販売や地場食材を取り上げた催事、八王子周辺の大学に通う学生と連携したイベントなど、地元に密着したさまざまな取り組みも行っており、昨年夏に開催された「八王子まつり」では10年ぶりにみこしを担ぐなど見える形での参加も強めていた。

 同店の売上高は昨年3月期で233億円。2012年が契約期間の満了に当たるため、今後の展開について検討を続けていたが、「立川駅前の一大商業施設の充実や、周辺エリアへのショッピングセンターの進出など、マーケットが激変し継続的な赤字基調を改善することができなかった」とそごう・西武の担当者。「赤字構造からの脱却は困難で、今後営業を継続した場合、さらなる赤字の拡大も避けられない」と閉店を決めた。

 営業は2012年1月31日で終了する。営業終了までの間のキャンペーンなどについては、「これから考えるところ」と販売促進担当の吉田さん。閉鎖後についても、「今後どうなるか、ほかの店が入るのかなどを含めてすべて未定」だという。

 ビルを管理するJR東京西駅ビル開発の担当者は「寝耳に水で新聞発表以外のことはわからない」と話す。同ビルで展開する「八王子ナウ」については同じJR東日本グループが保有するビルであることもあり、「今後も営業を続けていくことは変わらない」という。

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