格闘技ジムの代表がカフェ-現役引退機に出店、インドカレーを売りに

カレーの具合を確かめるオーナーの塩田さん

カレーの具合を確かめるオーナーの塩田さん

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 八王子駅南口にインドカレーが売りのカフェ「503 cafe(ゴーマルサンカフェ)」(八王子市子安町4)がオープンしてから1カ月が過ぎた。

オープン席も用意する店内

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 オーナーの塩田さんは、これまで格闘家として活躍。市内で格闘技ジム「パラエストラ八王子」(子安町3)を営んでおり、指導者としても活動を続けている。今回は選手としての活動を引退するに当たり、カフェに挑戦。当初は新たに道場を設ける計画も立てていたが、「もともとカレーが大好きで、店をやってみようとも思っていた」と塩田さん。そこで、大好きだという「インドカレーが売りのカフェができれば」と店を立ち上げることにした。

 店名は塩田さんの選手時代からの名前「GoZo(ゴーゾー)」に由来。店名が決まったことを伝えるブログの記事では、「ゴーマルサンカフェと読む」としたうえで、「ゴーゾーカフェでも」と紹介している。席数はオープン席も合わせて20席。客層は、「カレーがメーンの割には女性客が多いかも」と塩田さん。女性1人客も多いほか、カフェとしてコーヒーを飲みに来る客もいるという。塩田さんは「カレーも食べてもらいたいが、休憩で寄っていただいても」とアピールする。

 店で出すインドカレーは塩田さんが厳選したもの。オープンに当たってはインド人のシェフを雇い、バターカレー、ほうれん草カレーなどさまざまなメニューを用意。客の好みに合わせて辛さを選べるようにするなどこだわる。価格帯は750円~850円。「気軽に本格的なインドカレーが食べらればと、このスタイルにした」と塩田さん。

 10月11日のグランドオープンから約1カ月。道場主とカフェのオーナーという「2足のわらじ」で過ごしてきたが、「気分が変わっていい」と塩田さん。「道場を始めて10年くらい。八王子は住みやすいし大好き」としたうえで、「近所の方でも何度も通えるような店にできれば」と意欲を見せる。

 平日の営業時間は、ランチ=11時20分~15時、ディナー=17時30分~21時30分。土曜・日曜は11時20分~21時。火曜・水曜定休。

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