サンリオ創業50周年で映画上映会-ピューロランドが独自企画

1978年に公開されたドキュメンタリー映画「キタキツネ物語」。サンリオの創設者・辻信太郎社長が製作に携わり、4年の歳月をかけて作られた。 ©2010 SANRIO CO., LTD.

1978年に公開されたドキュメンタリー映画「キタキツネ物語」。サンリオの創設者・辻信太郎社長が製作に携わり、4年の歳月をかけて作られた。 ©2010 SANRIO CO., LTD.

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 サンリオピューロランド(多摩市落合)で8月21日・22日と28日・29日の4日間、サンリオ(品川区)がこれまで劇場公開してきた映画を上映する「サンリオ・ウイークエンドシネマ」が行われる。会場は同園1階「メルヘンシアター」。

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 同園はサンリオキャラクターを中心としたテーマパーク。1990年12月に開園し、今年で20周年を迎える。今回は同園の親会社であるサンリオがこの8月で創業50周年を迎えたことを受け、「50周年の流れをピューロランドでも…ということで実施が決まった」と同園を運営するサンリオエンターテイメント広報宣伝課の真鍋さん。

 サンリオは1974(昭和48)年、アメリカ・ハリウッドにアニメスタジオを立ち上げ映画事業を開始。1975(昭和49)年、「アンパンマン」で知られる漫画家・やなせたかしさんの原作をアニメ化した「ちいさなジャンボ」を皮切りに、アニメーションやドキュメンタリーなど、これまでに30本を超える劇場公開作品を送り出している。

 同園では2008年、サンリオ製作の映画上映会を開催。1978(昭和53)年に劇場公開されたドキュメンタリー映画「キタキツネ物語」や1985(昭和60)年に公開された作品「想い出を売る店」などの作品を取り上げた。今回は、今後も継続的に行っていく催しとして「ウイークエンドシネマ」の名前を付けて開催する。

 イベント初回に当たる8月21日は、漫画家・手塚治虫さんが原作を手がけ、1981(昭和56)年に公開されたファンタジーアニメ「ユニコ」を上映。以降、22日にはその続編として1983(昭和59)年に製作された「ユニコ 魔法の島へ」を、28日には「キタキツネ物語」を、29日には「想い出を売る店」を。、それぞれ上映する予定。上映作品は「夏休みの顧客層に合わせて選んだ」と真鍋さん。

 各日18時10分から。上映時間は約80~120分。定員は300人。上映には同園の「パスポート」かアトラクションごとに購入する「JOY券」が必要。開催日の営業時間は9時~20時。パスポートは、18歳以上=4,400円、12歳~17歳=4,000円、4歳~11歳=3,300円、3歳以下は無料。入場券は、18歳以上=3,000円、12歳~17歳=2,700円、4歳~11歳=2,000円、3歳以下は無料。

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