肉がテーマのフードテーマパーク「東京ミートレア」（八王子市南大沢2）に9月22日、新店オープンの第2弾として豚肉料理店「豚平」がオープンした。

　同施設は、ナムコ（大田区）が企画・開発を行い、京王電鉄（多摩市）が運営するフードテーマパーク。京王相模原線・南大沢駅前の複合商業施設「フレンテ南大沢」内に全国から集まった肉料理店が出店する。

　開業当時から出店していた名古屋コーチンの専門店「鳥開総本家」、宮崎県の名物「にくまきおにぎり」の発祥店である「元祖にくまき本舗」、焼き肉店「近江牛卸問屋 激」の3店が8月末で「卒業」。これを受けて同施設では店舗リニューアルの第1弾として、今月15日に春水堂（名古屋市中区）が名古屋・大須や大阪などに店を構える台湾空揚げ店「李さんの台湾名物屋台」がオープンした。

　3週連続で進めている店舗リニューアルの第2弾となる今回は「豊熟もち豚」を専門に取り扱う豚肉料理店が出店。店内には24席を設けるほか、テークアウトにも対応する。北海道・十勝地方の名物である豚丼「名物！炭焼豚丼」（並・大盛り＝880円、特盛り＝980円）をメーンに据えるほか、ご飯の上にキャベツとカツを載せる「特製ソースカツ丼」（並・大盛り＝880円、特盛り＝980円）、炭で炙ったチャーシューとスープを合わせた「炭焼き豚つけ麺」なども提供する。

　「肉をメーンにしているが、ご飯なども普段のものよりはランクを上げている」と同店担当者。「冷凍のものは使わずチルドでやっている」とこだわりを見せる。開店初日については、「かなりの勢いでお客さまが来られた」と評価。「この場所に出店しているほかの店に負けられない」と意気込みを見せる。

　今月29日にはリニューアル第3弾として、焼き肉店「にひゃくてん」がオープン。同店では、「マルチョウ」「ハラシビレ」など20種類を超えるホルモン焼きやもつ鍋などを提供。テークアウトにも対応する。

　営業時間は11時～22時。