造形大生がイルミネーションをデザイン-八王子駅マルベリーブリッジで

創価大学の学生によるジャズバンド演奏が行われた「点灯式」の様子

創価大学の学生によるジャズバンド演奏が行われた「点灯式」の様子

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 八王子駅北口商店会は12月6日、八王子駅北口広場(通称=マルベリーブリッジ)で、東京造形大学(八王子市宇津貫町)に通う学生がデザインを施したクリスマスイルミネーションの点灯式を開催した。

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 マルベリーブリッジはJR八王子駅の自由通路と駅北口の間を直結するペデストリアンデッキ。1999年に完成し、広場には絹の布をイメージしたモニュメントが設置されている。マルベリーは桑の意味で、八王子が絹織物の産地だったことから、この名前が付けられた。

 クリスマスイルミネーションは、地元商店会と市内にキャンパスを持つ東京造形大学が協力して毎年実施しているもの。昨年は環境デザインの受託研究として実施。室内建築を選考する学生がデザインを行い、広場のモニュメントの周りに大量のCDを円環上に装飾。電飾は一切使わず、周囲のビルなどからのさまざまな光を受けて受動的に輝くイルミネーションを展開した。

 今年のイルミネーションのデザインも東京造形大学の学生が担当。モニュメントの周囲に三角形をデザインした布を円環上にかけ電飾で飾り付けた。三角の形は「八王子駅北口商店会」「東京造形大学」などの文字からデザイン。布には「八人王子のプレゼント」と銘打ち、「あしゅらん」「きら」などと名づけられたキャラクターの缶バッジが留められている。缶バッジは自由に持ち帰ることができる。

 6日夕方に行われた点灯式では、創価大学(丹木町1)の学生で構成するジャズバンドが演奏を行う中、明かりがともされた。点灯式に参加した200人にはクリスマスグッズもプレゼントされた。

 イルミネーションは来年1月まで行う予定。

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