第21節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉

−立川戦は「八王子市民デー」として行われました。振り返って、どうですか？
川上　1800人を超える方が来場し、また、声出しが解禁になったことでコロナ禍前の試合観戦の姿を取り戻し、ファンの皆さまの熱量をより強く感じることができました。初めてバスケ観戦に来てくれた方々から「試合以外でも『八王子市民デー』として一日通して楽しむことができた」「次節も応援に行きたい」という声を多く頂き、皆さまにとって八王子ビートレインズを身近に感じていただけたのではないかと、とてもうれしく思います。

−前節の湘南戦は1勝1敗で、特に24日の試合は最終盤で試合を大きくひっくり返される形となってしまいました。
川上　亀崎アシスタントコーチがヘッドコーチ代行となり、デイビッド・ドブラス選手加入後初めての試合ということもあって、非常に注目度が高い試合でした。24日の前半はとても勢いのあるゲーム運びだったと感じていますが、勝負どころであと一歩及ばず悔しい結果となりました。1試合目の課題を修正し、2試合目に反映することができたため25日の試合では、勝利をつかみ取ることが出来ました。アウェー戦となりましたが、現地で応援してくれたファンの皆さんも多く、選手の大きな支えになりました。

−今節の相手である山口とは昨年10月以来の対戦となります。見どころは？
川上　ビートレインズは多くのチームでプレー経験がある背番号31・デイビッド・ドブラス選手が加入したことでゴール下に厚みが増しています。背番号77・大金選手や背番号2・山口選手といったスピードタイプの選手と特に相性が良いので、今までのビートレインズとは違ったプレーで勝利へ向かっていくことができます。対戦相手の山口ペイトリオッツには、山口力也選手、2月まで八王子ビートレインズに在籍していたロバート・サンプソン選手といった八王子ビートレインズで試合経験がある選手もいるため、対戦相手も力を入れて臨んで来るかと思います。その中で勝ち切っていく気持ちの強さが必要になっていくでしょう。

−今節は「ピンクシャツデー」として位置づけていますね。
川上　ピンク色のものを身につけることで「いじめ反対」の意思表示をするピンクシャツデーを開催します。お笑いタレント「麒麟」の田村裕さんのクリニックでは、八王子市内の公立中学校の代表生徒2人が参加し、バスケ経験の有無を問わず、みんなで楽しむチャリティーバスケ教室を開きます。会場をピンクでライトアップしたり、ピンクの装飾を行ったりと、普段のホームゲームとは違った雰囲気で行われる試合をぜひ会場で観戦してください。

−2月24日時点でプレーオフ進出は残り3枠になりました。負けられない試合が続きますが、意気込みを。
川上　B3リーグのレギュラーシーズンも残すところ、今節を含めて12試合となりました。プレーオフ出場の条件である8位以上を何とか確保しようと特にボーダーライン付近のチームは毎週、死闘を繰り広げています。八王子ビートレインズもプレーオフに進出することができるよう全ての試合を全力で戦ってまいります。ぜひ会場にお越しいただき、皆さまの熱い応援でチームにパワーとエールをよろしくお願いします。

−ありがとうございました。