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八王子のうどん店がオリジナルメニュー、市公認ゆるキャラ「たき坊」とコラボ

8月15日から販売されている「トロロン狸うどん」

8月15日から販売されている「トロロン狸うどん」

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 八王子駅近くのうどん店「武蔵野うどん たまや」(八王子市中町、TEL 042-621-7767)が8月15日から、市公認のゆるキャラ「たき坊」をモチーフにしたオリジナルメニュー「トロロン狸(たぬき)うどん」を提供している。

メニューを開発した「たまや」店主の勅使川原さん

 「武蔵野うどん」は東京・多摩地域などで親しまれている料理。コシが強いうどんを、つゆと分けて盛るなどの特徴がある。直製麺を売りにする同店では、国産地粉を使って打った後、熟成のため一晩寝かせてから調理するなどこだわるほか、うどんの量を250グラムから1キロまで選べる。「肉ねぎ汁うどん」「きのこ汁うどん」(ともに680円)などのほか、マイタケの天ぷらなどサイドメニューも用意。

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 八王子出身のヒップホップミュージシャン「ファンキーモンキーベイビーズ」とコラボした「ファンモンうどん」で話題になるなどメニュー開発に積極的に取り組む同店。今回は市内のタウン情報などを紹介するホームページ「ルクツン八王子WEB新聞」の運営なども手掛けるフリーのアートディレクター「マニ ルクツン」さんが持ち込んだアイデアを実現した。

 「たき坊」は、少林寺(八王子市滝山町)副住職の大石隆元さんを中心とした「八王子のゆるキャラを作ろう会」が展開するご当地キャラクター。お坊さん見習いの「たき坊」、ヒロイン「この姫」、同寺に住むとされる「おしょさん」の3つのキャラクターで物語を展開。今年3月には、「八王子市市民企画事業補助金」対象事業として採択され、市公認の「ゆるキャラ」となった。

 マニさんからの提案を受け、「たき坊はもともと知っていたし、面白いと思った」と店主の勅使川原さん。キャラクター弁当のノウハウも生かして食材探しから始めたが、「うどんに合い違和感がないものを探すのは大変だった」と振り返る。

 完成したメニューは、とろろうどんをベースに、「たき坊」の顔をさつま揚げ、目をしいたけのつくだ煮で再現したほか、青のりの揚げ玉で袈裟(けさ)、桜えびの揚げ玉で八王子の夕日をそれぞれ表現した。「かわいいだけではだめなので、夏に合うようにも考慮した」と勅使川原さん。マニさんは「思いつきが実現して感動した」と高く評価したうえで、「このような提案を気楽に受けてくれる店も素晴らしい」と話す。

 現在は1日10食限定で提供。売り上げの一部は「たき坊」の活動への協賛金として寄付される。発売から1週間ほどがたったが、フェイスブックを見た客が訪れるなど、「口コミで広まってきている」と勅使川原さん。「たき坊に興味を持つきっかけにもなり、ローカルフードの一つになれれば」と期待を込める。

 「うどんが好きで始めた店なので、ずっと続けたい」と勅使川原さん。「入りやすい店を目指しているので、ぜひ地元の人に通っていただければ」とアピールする。

 価格は850円。営業時間は、月曜~木曜=11時~17時、金曜~土曜=11時~16時・18時~20時30分。日曜・祝日定休。

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