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日清食品HD、八王子に研究開発拠点-外観はインスタントラーメンに着想

八王子市内に新設される研究所の鳥瞰(ちょうかん)図

八王子市内に新設される研究所の鳥瞰(ちょうかん)図

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 日清食品ホールディングス(新宿区)は1月28日、八王子市戸吹町に研究所を新設すると発表した。

壁面が麺を、塔が切刃をイメージさせる外観

 同社は食品事業の日清食品や明星食品、外食サービス「味の民芸」などの持ち株会社。今回、研究開発機能を強化するため新たな研究所の建設を決めた。「全国各地に分散している国内事業会社の研究所や開発部門を新研究所に集約し、商品開発の効率化を図る」と同社。

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 同社が1991年に取得した市内の土地を活用。敷地面積は約8万7000平方メートル。ここに延べ床面積約1万7000平方メートル、2階建ての研究所を新設する。同社は現在、滋賀県草津市にインスタントラーメンの開発などを行う食品総合研究所、品質保証を行う食品安全研究所をそれぞれ構えるが、新研究所はこれらの約2倍の規模になるという。投資額は約63億円。正式名称は未定。

 設計は早稲田大学理工学術院教授でナスカ一級建築士事務所(新宿区)の古谷誠章さんが担当。革新的な技術やアイデアを生み出す空間として、壁面を麺に見立て、麺を切る「切刃」もイメージさせるデザインにするなどユニークな外観となる。「新研究所の外観は創業の原点であるインスタントラーメンを象徴する」とも。

 完成後、新研究所には食品総合研究所、食品安全研究所、傘下の日清食品冷凍が神奈川県横浜市内に持つ「開発研究所」の機能を移転。草津市内の各研究所の土地、建物については、2014年3月をめどに理化学機器や遺伝子研究用試薬などを扱うタカラバイオ(滋賀県大津市)に売却する予定。売却額は31億2,500万円。

 完成は今年11月を予定。

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