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「八王子まちナビ」リリースに向け店舗向け説明会-アプリ片手に街を回遊

店舗向けに行われた「八王子まちナビ」の説明会の様子

店舗向けに行われた「八王子まちナビ」の説明会の様子

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 八王子の産業活性化組織「サイバーシルクロード八王子」(八王子市明神町2)で1月28日、今春のリリースを目指して開発が進められているAndroid(アンドロイド)向けアプリ「八王子まちナビ」の店舗向け説明会が行われた。

アプリのスナップショットも公開

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 スマートフォンユーザーに市内の店をアピールしようと企画された同アプリ。八王子駅・京王八王子駅周辺のほか、八日町、八幡町などの甲州街道(国道20号)沿道、国道16号沿いの寺町周辺など中心市街地を対象エリアとして、各店舗の基本情報やセールなどの告知、位置情報を活用したルート案内、街歩き機能などを搭載する予定。現在、3月の配布開始に向けて準備が進められている。

 今回は開発担当者が、実際にどのようなアプリになるのかを紹介。参加店を「グルメ」「ファッション」「美容&健康」「住まい&暮らし」「サービス&その他」などに分類したうえで、分かりやすく地図上にピンとして配置する画面などをお披露目した。拡張現実(AR)を取り入れたルート案内などもデモとして公開。店ごとの紹介ページやお知らせの書き込み機能、アプリと併せて各店の情報をまとめたホームページを公開することなども紹介された。

 参加者からは「アプリを入れてもらうための努力が必要では」「街歩きのルートは参加する店にとって公平なものになるのか」「セキュリティーの問題はないのか」などの意見が寄せられ、それぞれ担当者が丁寧に回答し理解を求めた。

 既に約100店から参加希望の声が届いているという同アプリ。同会では店の基本情報については無料で掲載し、セール情報などのお知らせについてはアプリ公開から半年間は無料(以降、月額1,000円)にすることで、より多くの参加を促している。「まずは中心市街地といわれるエリアからスタートして、いずれは八王子市全域に広げ、高尾山の観光、南大沢などのニュータウンの商業紹介も、このアプリ上で取り上げたい」と事務局の岩月さん。iPhone・iPad対応についても来年度以降、進めていくという。

 店舗向け説明会は2月にも予定する。開催日時は5日19時、13日15時の2回。参加無料。

 同会は2001年に市と八王子商工会議所の共同事業としてスタート。正式名称は「『首都圏情報産業特区・八王子』構想推進協議会」。「産業都市としての八王子」の形成を目指して、企業間や産学連携、中小企業のためのリーダーの育成、インターンシップをはじめとする人材育成などの事業に取り組んでいる。 

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