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八王子・国体関連イベントに商店街「ゆるキャラ」集結-大林素子さんらも登壇

「ゆりーとダンス」を披露する各商店街のキャラクターたち

「ゆりーとダンス」を披露する各商店街のキャラクターたち

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 オリンパスホール八王子(八王子市子安町)で1月25日、今秋開催される東京国体「スポーツ祭東京2013」と地域商店街の活性化を目指すイベント「まちづくりトーク&フェスティバル」が行われた。

大林素子さんらを迎えたトークセッションも

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 同イベントは八王子・町田・武蔵野・青梅・立川・府中各市の商店街連合による「三多摩商店街連合会」が主催。昨秋から進めてきた「三多摩商連×スポーツ祭東京2013連携プロジェクト」を締めくくる催しとして企画され、期間中に各市の商店街で買い物をした客を招待した。当日は約3万5000通の応募の中から抽選で選ばれた人たちが会場に集まった。

 オープニングでは、今回のプロジェクトと合わせて誕生した各商店街連合のゆるキャラがステージに集結。八王子の「はちプリくん」を皮切りに、町田の「サルビアン」、武蔵野の「ムーちゃん」、青梅の「青梅ウメ丸」、立川の「トコちゃん」、府中の「フーちゃん」が次々と登場した。同会会長で八王子市商店街連合会長の深沢靖彦さんは、「それぞれの市のキャラクターを覚えておいてほしい」と呼び掛けた。

 その後、ステージ上では「まちづくりトークセッション」を開催。スポーツジャーナリストで環境アスリート協会代表理事の柏英樹さんをモデレーターとして迎え、八王子実践高校(台町1)出身で元バレーボール選手の大林素子さん、元巨人軍選手で野球解説者の槙原寛己さん、元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松さんがゲストとして登壇し、まちづくりとスポーツの関係について話しあった。

 大林さんは、「本当は買い食いはいけなかったが負けてしまってよく寄った」と、学生時代の商店街でのエピソードを披露。スポーツについては、「街の人たちがどれだけ関心を持つかによっても変わる」とした上で、「その街ならではの環境を作っていただきたいし、家族で触れ合えるスポーツを楽しんでいただくことで街の活性化や健康作りにつながるのでは」と話した。

 槙原さんは高校野球などでの商店街ぐるみの応援を思い出しながら、「スポーツを極めていくということは(地域の)活性化につながる」と紹介。「子どものころにキャッチボールしたことは忘れないし、褒められたことも忘れない。褒めてあげることは大事」と育て方についてもアドバイスを残した。

 ガッツさんは「北海道から沖縄まで『もしもしOK牧場です』で通じる」など終始会場から笑いを誘いながら、「八王子は水はおいしいし、交通の便もいい。私の大好きな北島三郎さんも山の上で『おーい』と歌を歌っているので、自信を持って頑張っていってほしい」と街にエールを送った。モデレーターの柏さんは、「太陽の下、緑の中で体を動かす環境ができれば街が活性化する。子どもたちの元気な声が響く街になれば」とまとめた。

 このほか、今回の国体のキャラクター「ゆりーと」と各商店街のキャラクターによるダンスの共演や歌手・八代亜紀さんによるステージなどでイベントを盛り上げた。

 「駅の前が栄えることも大事だが、皆さんの住んでいるところにも商店街はある。われわれ商店街もお客さまのニーズに合わせて、品ぞろえをし食事をしていただけるように努力しているところ」と深沢さん。国体を前に、「全国からアスリートやお客さまが大勢みえる。商店街が元気にお迎えしたい」と意気込む。

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