京王電鉄が運営する鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」（日野市程久保3）の入館者数が2月22日、10万人を突破した。

　同館は昨年10月10日にオープン。京王線の引退車両「2400形」「2010系」「5000系」「3000系」「6000系」の実車を並べた車両展示場と、車掌体験ができるコーナーや「6000系」の実車のカットボディーを使った大型運転体験シミュレーター、鉄道設備をイメージしたアスレチックコーナー「アスれーるチック」などが設けられた2階建ての屋内施設で構成する。

　入館者数が10万人を突破したのは、営業開始から114営業日目となる同日14時55分ごろ。10万人目は神奈川県川崎市在住の辻原さん一家で、同館を訪れるのは今回が初めてだという。「以前、工事中だったのを見て、『今度来ようね』と話していた」。一家には記念として同館の伊藤善雄館長から「京王れーるランド」のオリジナルグッズと花束が贈られた。

　オープンから4カ月ほどでの10万人達成について、「当初の想定をはるかに上回る多くのお客さまに来館いただいている」と同社。中でも、2階に設けたキッズフロアが「小さなお子さま連れの家族に非常に好評」。伊藤館長は「今後も楽しいひとときを過ごしていただける施設を目指して工夫していく」と意気込む。

　営業時間は9時30分～17時30分。水曜定休。入場料は3歳以上1日250円。