八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」（八王子市中町）で10月4日から、日替わりでさまざまなパン店が出店する「八王子一坪パンまつり」が開催される。

会場となる「はちチャレ」

　「日本一小規模なパンの祭典」をうたい、5月末に初めて開催された同イベント。2回目となる今回も期間中は、わずか1坪の「はちチャレ」を舞台に日替わりでパン店が販売を行う。

　市内に工場を持ち東京・神奈川・千葉・埼玉でベーカリーチェーン「HOKUO」を展開する北欧トーキョー（神奈川県座間市）といった大手に加え、フランスパンを基にした「ボストーク」で知られるゴンファノン（大和田町5）をはじめ、むしぽん（椚田町）、「おこめパン＆カフェ Magome」（散田町3）といった個店も多く参加。ファリーヌ（椚田町）、ベーカリー・モリ（日野市大坂上3）の2店は初参加となる。

　8日には旧民家を改装した「となりわ」（八王子市横山町）で行われる「となりわ中庭マルシェ」と連携。パンの委託販売ブースを設けるほか「パンと一緒に」をコンセプトにオリーブオイルなど加工品の販売も行う。

　今回は6日から始まる「八王子古本まつり」と会期を合わせることで相乗効果を狙う。企画に携わる賀澤志帆さんは「前回はおかげさまで大変話題にしていただけたし全日完売となった。1坪と規模は大変小さいが、街のイベントと合わせることで一緒に盛り上げていきたい」と期待を込める。

　開催時間は10時からで、各日ともパンがなくなり次第終了。10月9日まで。