八王子駅前・西放射線通り沿いに4月26日、とんこつラーメンの店「博多らーめん げんこつ堂」(八王子市三崎町5、TEL. 042-621-2445)がオープンした。
同店は、博多の老舗ラーメン店で修行した若手職人が開いた。「げんこつ堂」としては今回が初の出店となる。
店舗面積は約20坪で、カウンター席が18席。ボックス席がないのは、「日々スープの開発に余念がなく、店舗の半分近くを厨房設備に使用しているため」と同店マネジャーの玄地さん。
スープにとんこつを継ぎ足して煮込む独特の「呼び戻し製法」を採用。げん骨、豚頭の「ダブルとんこつ」を特製の大羽釜(はがま)で煮込み、特製の細麺を合わせる「博多ラーメン」の形を守っている。
メニューは、「げんこつらーめん」(650円)、「醤油焦がしらーめん」(750円)など多数のバリエーションを用意。中でも、店を代表する「げんこつらーめん」は京都の九条ネギや東京・深谷の白ネギなど具をたくさん乗せ、特製の「黒マー油」をかけた一品に仕上げた。このほか、ニンニクを使わずに作った「博多一口餃子」(350円)などのおつまみや「まぶしチャーマヨ丼」(300円)などのご飯物も用意する。
スタッフは全員20代。「『うまいとんこつスープ』と更なる『深みのある返しタレ』の研究に励んでおり、よりうまいとんこつラーメンを創るための努力をこれからも続けていく」と玄地さん。
営業時間は、平日・土曜=11時~翌3時、日曜=11時~0時。