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中央線「西豊田駅」誘致事業断念決まる 日野市説明会開催へ

豊田~八王子間の車窓から見ることができる「西豊田駅早期実現を!」の看板

豊田~八王子間の車窓から見ることができる「西豊田駅早期実現を!」の看板

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 日野市は11月22日、中央線・豊田~八王子間に新駅「(仮称)西豊田駅」を誘致する事業を断念し説明会を行うことを明らかにした。

 1997(平成9)年に「西豊田駅誘致事業推進本部」を発足し、20年以上にわたり新駅の誘致を進めてきた日野市。市による「西平山土地区画整理事業」の事業計画書では、同地区の発展の核と位置付け、豊田~八王子間では「西豊田駅早期実現を!」の看板が設置されていることでも知られる。

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 これまでの間、JR東日本への要請に加え、新駅予定地周辺で周辺の基盤整備を進めるため土地区画整理事業や新駅誘致にかかわる調査などを実施。JR側からは駅誘致に向け、「日野駅と同等の利用客数の純増」「日野市が整備費用を全額負担すること」の2つの見解が示されていたという。

 今回は2025年度に新駅を開業することを想定し実現可能性を調査。利用者数などを推計したところ、「日野駅と同等の利用客数の純増」には遠く及ばず、駅新設や駅前広場の整備などでの建設費の概算が約80億円になることが判明した。市では「これらを鑑(かんが)みて新駅の整備については断念せざるを得ない」と説明する。

 駅誘致を断念することを受け、対象となる旭が丘地区や西平山土地区画整備事業地区の西側では、交通空白地域が存在することになるため、ミニバスの再編や大型バスの一般路線化など公共交通の充実を図っていく考えという。

 説明会は12月13日に西平山まちづくり事務所、14日=日野市立第4小学校で開く。13日分については、事前の申し込みが必要。開催時間は13日=19時~20時、14日=10時~11時。

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