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八王子のアパレルブランドと銭湯「松の湯」がコラボ オリジナルTシャツを発売

完成したTシャツを手にする三好さん(左)と小嶋さん

完成したTシャツを手にする三好さん(左)と小嶋さん

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 八王子のアパレルブランド「Y_O_E(ヨエ)」と銭湯「松の湯」(八王子市小門町)によるオリジナルコラボTシャツが12月2日、発売された。

松の湯の店頭でも販売

 「Y_O_E」は、居酒屋「クジラ商店」(横山町)などのほか、オリジナルウエアの製作などを行う「West Monky Creation」なども手掛ける殿岡プロダクツ(台町)が昨年から展開しているブランド。今回は、1954(昭和29)年に創業し、昨年9月にリニューアルオープンした「松の湯」とコラボし、オリジナルTシャツを製作。松の湯の店頭と同ブランドのオンラインショップで販売を始めた。

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 Tシャツには松の湯の外観に加え、富士山の姿や「銭湯愛」「SENTO LOVER」などの文言もデザイン。ホワイトとブラックの2色を展開し、ブラックのTシャツはデザインをネオンカラーで表現するなど工夫した。プロジェクトに携わる殿岡プロダクツの三好研伍副社長さんは「若者の文化と古き良き日本の文化を組み合わせたデザインにしようと思った。ありふれた感じにはしたくなかった」と話す。

 「Y_O_E」について、「デザインやコンセプト、作るものもそうだが、やるからには八王子らしいアパレルブランドをやりたかった。山もあるし、川もあるし、飲み屋もあるのが八王子。カジュアルでアウトドアでも着られるような洋服を作っていきたい」と三好さん。「八王子にはいけてる文化がいっぱいある。その一つが銭湯。できれば、コラボをさせてもらえないかと話を持っていった」と振り返る。

 提案を受けた松の湯の小嶋宏和さんは「銭湯のお客さまというとよく悪くもイメージが固まっている。従来にはないお客さまを取り込みたいという思いはあった。私にとっては渡りに船だった。異業種と関わりを持つというのは重要だと思った。いいタイミングだった」と話す。夏前から準備を進め、何度もプロトタイプを作りながら製品化にこぎ着けたという。

 ターゲットは10代後半~30代で、「若者におしゃれなものとして着てもらいたい。格好良く着こなしてもらえれば」と三好さん。「SNSで『銭湯はいい』というところを若い人に刺さるようなビジュアルで見せていきたい」とも。「松の湯に来ていただいている方に買っていただくのもうれしいが、『Y_O_E』の影響で松の湯に行きたいと思ってくれた若者が少しでもいれば、やってよかったなと思える。アパレルの力で、ピンポイントに10代後半~30代の方を松の湯に行かせたいし、若い人にこの渋さを分かってほしい」と意気込む。

 リニューアル後、ファミリー層の利用が増えたという松の湯。小嶋さんは「ブランドとコラボする以上は、コラボしたいと思えるだけのものを用意しないといけない。そういった意味では従来型の銭湯ではだめなのではないか」と話す。「今回のコラボの反応がどれくらいあるのか楽しみ。八王子にはこんなブランドがある街なんだと思ってもらえたら最高。大きな話にはなるが、外国の方が『東京』ではなく、『八王子』と言ってくれるようなったらもっと面白い。従来の銭湯のお客さまの層とは違うところと結び付くと、今後の展開も面白くなっていくのでは」と期待を込める。

 サイズはS~XXL。価格は、ブラック=4,000円、ホワイト=3,500円。松の湯の店頭では、それぞれ500円引きで販売する。

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