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八王子市民会館が4月に愛称変更 「オリンパスホール八王子」から「J:COMホール八王子」に 

協定書を持つ石森市長(右)と足立社長

協定書を持つ石森市長(右)と足立社長

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 八王子市とジェイコム東京(練馬区)が1月15日、八王子市民会館(八王子市子安町4)についてのネーミングライツ・スポンサー協定を締結し、同施設の愛称を4月から「J:COMホール八王子」に変更すると発表した。

協定書の調印式には「J:COM」のオリジナルキャラクター「ざっくぅ」も駆け付けた

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 八王子駅南口の再開発に合わせ、建てられた再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」に位置する同所。2011(平成23)年4月の開館に合わせ、オリンパス(新宿区)が10年契約で命名権を取得。これまで「オリンパスホール八王子」の愛称で親しまれてきた。

 オリンパスによるネーミングライツの使用期限が3月末で終了することを受け、市は昨秋に新たなスポンサーを募集した。今回は4社が名乗りを上げ、審査委員会による審査を経て、ジェイコム東京が命名権を取得。同社が東京都下でネーミングライツ契約をするのは今回が初めて。愛称の使用期間は、4月1日~2026年3月31日までの5年間。命名権料は年間1,200万円で、同所における文化振興事業などに活用されるという。

 石森孝志八王子市長は「八王子市民会館の愛称が『J:COMホール八王子』に決定した。大変うれしく、ほっとしたところ」とした上で、「開館からずっと同じ名前だったので、早く多くの方に認知していただいて、できるだけたくさんの市民の皆さんに親しまれ愛され続ける、そんな施設であってほしい」と期待を込める。

 八王子では「J:COM八王子・日野」のブランド名でケーブルテレビ事業などを手掛けるジェイコム東京。同社の足立好久社長は「(前身の)『八王子テレメディア』が設立されたのが35年前のこと。それ以来、地域の情報を、コミュニティーチャンネルを通じて流し続けてきた。今回、市の大事な文化活動の中心となる施設のネーミングライツのスポンサーになれたことは名誉なことと考えている」とあいさつした。

 「企業の成長のためには地域との共生が不可欠。地域の発展に貢献することは会社のミッションでもある。これを機会にもう一度、会社の姿勢を見直して、八王子の皆さんの文化活動などに協力させていただきたい」と足立社長。「八王子市民会館で行われるイベントなどを、コミュニティーチャンネルを通じて都内の皆さんに告知することなどにも貢献させていただきたい」とも。

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