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東京富士美術館で「岩合光昭の世界ネコ歩き」展 世界15地域で出会った猫の写真を展示

「ガゼット ♀ 3歳 パリ」 © Mitsuaki Iwago

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 動物写真家の岩合光昭さんの作品を集めた写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」が現在、東京富士美術館(八王子市谷野町)で開かれている。

作品展の様子

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 NHKの番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を題材にした同展。2015(平成27)年4月から全国各地で行われているもので、今回は、岩合さんがヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアなど世界15地域で出合った猫の写真を中心に200点を超える作品を展示する。

 東京富士美術館の広報担当者は「東京富士美術館には、約2万点の写真コレクションがあり、国内外問わず写真の展覧会を積極的に行ってきた。子どもたちに美術館をもっと身近で楽しい場所だと感じてもらえるようにと鑑賞教育にも力を入れており、その一環で、毎年夏には子どもから大人まで楽しめる展覧会を夏休み企画として開催してきた」と振り返る。「今回は、猫という私たちにとって身近な存在を主題とした写真展。当館の夏休み企画にぴったりだと思い興味を持っていた。タイミングよく、この時期に開催できる運びとなった」とも。

 会場では、作品を国や地域ごとに展示。その地域に合わせた展示空間を作ったほか、各所に猫をモチーフとした飾りつけを行うなどの工夫を施す。番組の未公開映像なども紹介。担当者は「より深く岩合さんの猫へのまなざしや愛情を感じ取ることができるように、猫に向けて岩合さんが語った印象的な言葉を展示し各所で紹介している。岩合さんの写真展を見たことがある人でも、また違った楽しみ方ができると思う」と話す。

 今回の見どころについて、「見どころはずばり『世界ネコ歩き』の名前の通り、写真を通して猫の目線で世界の街を歩いている気分になれるところ。猫を通してその土地の人や風景を楽しめること」と担当者。「岩合さんが猫の目線でシャッターを切った写真からは、猫が暮らす街や自然の美しさや人間の様子を優しく垣間見ることができる。どんな状況でもたくましく生きる猫の様子は元気と勇気をくれる、そんな気持ちにもなる」とも。

 担当者は「岩合さんは常に、猫と同じ目線で、徹底的に猫の立場で考えることを大切にしている。だからこそ岩合さんの写真には、かわいらしい中にも猫の持っている野性的な姿や自然な表情が捉えられている。番組のファンは、番組で登場した猫を思い出しながら楽しめると思うし、映像とはまた違った写真作品として、岩合さんが切り取った瞬間を見てもらいたい。番組を見たことがない人や、猫を飼ったことがない人も、写真を見ながら、それぞれの猫の物語を想像するのも楽しいのでは」と話し、「コロナ禍で海外旅行にも行くことが難しい今だからこそ、世界中の個性豊かな猫に会いに来てもらい、暑い夏は美術館で癒しのひとときを過ごしてもらえたら」とアピールする。

 展覧会に合わせた特別映像も制作する予定で、今後、同館シアタールームや公式ユーチューブチャンネルで配信していくという。「映像では岩合さんが登場し撮影秘話や各地域での猫とのエピソードを語ってもらっているので必見」(担当者)。Zoomを使ったオンラインイベントとして、今月26日以降、5回にわたる「岩合光昭氏 オンライン・ギャラリートーク」を開催するほか、猫が描かれた美術作品を同館学芸員解説する「絵画のなかのネコたち 学芸員によるスライドトーク」の開催も予定する。

 写真展の開催に合わせて、「ご自慢のネコちゃん写真大募集」と題した企画も展開。写真を募り、集まった写真を会場内で展示する。応募先着200人には、同展オリジナルポストカードを進呈。応募は同館受付に作品を持参する形で受け付ける。7月31日まで。すでに作品の展示が始まっており、担当者は「掲示したパネルは写真撮影可能。ぜひインスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどでも写真を投稿していただき、展覧会を盛り上げてもらえればうれしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時(緊急事態宣言に伴い、当面は16時閉館)。8月29日まで。月曜休館。入場料は、大人=1,000円、大学生・高校生=600円、中学生・小学生=300円、未就学児は無料。

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