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高尾山で「大人のムササビ観察ツアー」 自然ガイドが正しい観察方法をレクチャー

高尾山ベースキャンプでのレクチャーの様子

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 高尾山に生息するムササビの正しい観察方法を学ぶ「大人のムササビ観察ツアー 高尾山のムササビ観察って、それでいいの?正しいムササビ観察のススメ」が5月21日・29日、「Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾山ベースキャンプ)」(八王子市高尾町)などで行われる。

高尾山で実際にムササビ観察に臨む

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 高尾山や御岳山を拠点に、さまざまなツアーを手がける自然ガイドで「川と森の案内人」をうたう宮田浩さんが主催する。自身主催のイベントは2年ぶりで、当日参加者は高尾山ベースキャンプで観察方法について座学を受けた後、実際に高尾山を登りムササビ観察に臨む。

 ムササビの生息地として知られる高尾山。宮田さんによると、1970(昭和45)年ごろからムササビの観察が行われており、近年ではテレビ番組で取り上げられたり、SNSで話題になったりすることで、観察者の数も増えているという。「週末の多い時には数百人の観察者でにぎわう」と宮田さん。

 高尾599ミュージアム(高尾町)などでは、強い光によってストレスを与えないように、ライトに赤色のフィルムを貼ったり、ライトを当てる時間を極力短くしたりするなどして、高尾山でムササビを観察する際にはマナーを守るよう呼びかけているが、宮田さんによると、ライトに赤いフィルムを装着していれば、ムササビに向けて長時間ライトを当ててもよいと思っている人が多いという。宮田さんは「正しい観察方法が浸透していないことを肌で感じている」と話す。

 今回のツアーで高尾山ベースキャンプで行うレクチャーでは、ムササビの生態や観察道具、ムササビの探し方など具体的な観察方法を教える。ワークショップ形式で参加者とやり取りしながら進めるといい、目標を「レクチャーを基に実際に野外で自らムササビを探せるようになること」に据える。

 宮田さんは「一緒に高尾山のムササビを観察することで、参加者が現在抱えている観察の問題を知ってほしい。ムササビの暮らしから見える森の多様性を皆さんとあれこれと考えるのも楽しみ。『大人のムササビ観察ツアー』を皆さんと一緒に楽しみたい」と話す。

 対象は中学生以上で、定員は各日12人。メールでの事前の申し込みが必要。開催時間は16時~21時30分ごろ。高尾山ベースキャンプのスイーツとドリンク付きで、料金は5,900円。登山時、高尾山ケーブルカーに乗車する際には運賃が別途かかる。小雨決行、荒天中止。

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