そごう八王子店で「金沢・能登のれん市」-金沢の老舗がコラボ、記念商品も

そごう八王子店オリジナルとして販売する「あめの俵屋」の八角箱。同じ金沢に本社を置く金箔メーカー「箔一」の箱をパッケージに使った。

そごう八王子店オリジナルとして販売する「あめの俵屋」の八角箱。同じ金沢に本社を置く金箔メーカー「箔一」の箱をパッケージに使った。

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 そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-624-2511)で9月8日から、石川県の特産品を集めた「金沢・能登のれん市」が行われる。会場は8階大催会場。

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 「加賀百万石」ともいわれる石川県の食品や工芸品などの特産品を一堂に集める同イベント。2006年から毎年秋に行っており、今回が5回目。

 今回は金沢・能登から56店が参加。このうち、奥能登に店を構えるジェラート店「マルガージェラート」(石川県鳳珠郡)や洋菓子店「菓子工房エクラタン」(野々市町)、漬物で知られる「味の十字屋」(金沢市)などの6店舗は初参加。中でも、金沢市内の和菓子店「板屋」は秋の味覚の一つ、大粒のクリをあんで包んだ「菰(こも)かぶり」(1,103円)を販売する。

 開催5回目を記念して、「そごう八王子店限定オリジナル商品」も用意。「そごう八王子店でしか買えない商品を作りたいと思い、3カ月ほど前から交渉を始めた」と同店販売促進担当の宮坂さん。昨年初出店した、創業170年を超える金沢で最も古いあめ店「あめの俵屋」(金沢市)と金箔を使った箔工芸の店として知られる「箔一」(金沢市)がコラボレーションし、あめを納めた「八角箱」(2,100円)を開発し限定販売する。

 オリジナル商品には、来年のえとであるウサギにちなんで、老舗和菓子店「落雁諸江屋」(金沢市)の菓子「花うさぎ」を「北山堂」(金沢市)の九谷焼の容器に納めた「落雁諸江屋花うさぎ・九谷焼文2段重」(限定100点、3,150円)も。「4店すべてが金沢を代表する老舗中の老舗。実現できるかどうか不安な中スタートしたが、各社の協力により販売できることになった」と宮坂さん。

 期間中の毎日11時30分~19時30分は、イートインスペース「加賀茶寮」も展開。「近江町市場寿し」(金沢市)がすしや丼などを合わせた「百万石セット」(1,581円)を提供するなど、本場の味を提供する。

 イベント初日の8日には「2010ミス百万石」の宮田郁美さんも来店。金沢で育った「加賀野菜」を先着200人に進呈する。開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。今月14日まで。

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