「ひの新選組まつり」の開催に合わせた期間限定デザインの「御宿場印」が5月1日から、中央線・日野駅近くの「日野宿交流館」内「日野市観光案内所」(日野市日野本町7)で販売されている。
今年で29回目となる「ひの新選組まつり」は、武蔵国多摩郡石田村(現在の日野市石田)で生まれた新選組副長・土方歳三の命日である5月11日に合わせて毎年行っている。
甲州街道をテーマとした「御宿場印」は印刷会社「清水工房」(八王子市追分町)が2023年5月から展開している。寺社で参拝者に頒布される御朱印のアイデアを街道の宿場町に当てはめ、はがきサイズのカードを集めるもので、日本橋から下諏訪宿まで、約205キロある甲州街道沿いの旧宿場ごとに34種類のカードを用意している。日野市観光案内所では「日野宿」の御宿場印を販売している。
今回は日野駅近くにある八坂神社(日野市日野本町3)の鳥居と、近藤勇や沖田総司、井上源三郎ら新選組隊士が剣術の上達を願って同社に奉納した「天然理心流剣術奉納額」をモチーフとした御宿場印を期間限定で販売する。
同イベントに合わせて、期間限定の御宿場印を展開するのは昨年に次ぎ2度目。観光案内所を運営する日野市観光協会の広報担当者は「今回も日野宿の魅力を発信し、『ひの新選組まつり』を盛り上げるべく、清水工房と共に限定御宿場印を企画した。日野宿にある『新選組のふるさと日野』を象徴する場所を検討する中で、今回は日野八坂神社にスポットを当てた』と話す。
八坂神社に納められている「天然理心流剣術奉納額」は、同社が9月に行う例大祭と「ひの新選組まつり」の期間中のみ一般公開される。今回のイベント期間中は同社境内で古武道の演武が行われるほか、一般公募の中からコンテストで選ばれた土方歳三、近藤勇、沖田総司ら新選組隊士が日野宿周辺を練り歩く「隊士パレード」のコースにもなっていることから、同会広報担当者は「八坂神社は祭りを支える重要拠点」と説明する。
「限定御宿場印は、歴史ファン必見の特別な1枚。昨年の限定御宿場印は大変好評をいただき、早期に完売した。祭りの熱気あふれるこの機会に早めに買い求めてほしい」とも。
「ひの新選組まつり」では、9日に高幡不動尊(高幡)近くの七生公会堂(三沢3)で、「隊士パレード」の新選組隊士の配役を決める「隊士コンテスト」や「土方歳三の恋人・高幡不動きものクイーンコンテスト」、10日は「隊士パレード」や日野宿周辺にある新選組にゆかりのある場所を巡る「屯所(とんしょ)めぐり」などを行う。期間中、日野市出身の漫画家・安田剛士さんが手がける新選組がテーマの作品「青のミブロ」とのコラボ企画も展開する。
御宿場印は1枚300円。通常デザインの御宿場印も販売する。6月30日まで。