イベント「ONMARU(オンマル)2026」が9月27日、小田野中央公園(八王子市西寺方町)で行われる。
2018(平成30)年に初開催し、2024年までは「オンガタマルシェ」、昨年からは現在の名称で開催している同イベント。「商店街のない町に1日だけの商店街」をコンセプトに掲げ、今回で8回目を迎える。主催はデザインやイベント運営などを手がける「CREAP」(西寺方町)を中心とした実行委員会。
今年は「田舎を知ろう、行ってみよう」をテーマに開催。広さ約3ヘクタールある公園に、八王子市内の飲食店や団体、企業など97店が出店する。
同イベントでは昨年から八王子市の姉妹都市である神奈川県小田原市をはじめ、八王子を取り巻く各地域の商店を招き、特産品を販売してもらう取り組みを行っている。今回は「シカバーガー」「シカソーセージ」を山梨県丹波山村のジビエ加工施設「タバジビエ」が販売するなどの企画を展開する。
八王子からは、「石油王のカレー」「MUNCHIES(マンチーズ)」「肉と氷のあかさか」「ちろりん村」「うなぎ高瀬」「SCENE」「Oysterbar W」「TACOSUAVE(タコスアベ)」「LAMP COFFEE」「呑食ウイスケ」などの飲食店、ヨーヨーなど技術を必要とする「スキルスポーツ」で使う遊び道具の専門店「スピンギア」を営む「そろはむ」、精密板金部品の製造に加え、アウトドアブランド「OZOPS(オズオプス)」を展開する小沢製作所などが出店する。八王子法人会などの企業・団体もブースを設ける。
サブイベントと位置付け、スパイス料理を特集する「S(スパイス)1グランプリ」も開催する。会場内の「スパイシーエリア」に出店する店の中から、客が3店舗を選んで料理を購入・試食した後、配られた投票券を使って、気に入った店に投票するもので、投票結果は当日に発表する。実行委員会担当者は「刺激的な料理というマニアックな企画。マイノリティーながらも盛り上がれるようグランプリ企画を行うことにした」と話す。
ステージでは八王子発のバンド「ORAMA」など、4組のアーティストがライブを行うほか、DJエリアも設ける。小学4年生以上の子どもを対象に川に住む生き物を観察する「ガサガサ」体験などの企画も行う。
当日は西東京バス(明神町3)の協力の下、高尾駅北口と会場周辺を結ぶ無料バスを運行する。この運行費用に加え、来場者増加に伴う警備の強化、清掃活動などの経費をまかなうため駐車場は有料(1日2,000円)。実行委員会では無料バスや公共交通機関を利用した来場を呼びかける。
実行委員会担当者は「前回から産地の色が濃い出店を特集しているが、今回も地域の資源、食材を活用している店を集めた。特に地域の問題解決と資源の有効活用から、ジビエ料理を扱っている店が多い。各地の特色を生かしたクラフトビールや食品の物販にも注目してほしい」と話す。
「オンマルも認知されるようになり、楽しみにしていただいている実感もあるが、年に一度のイベント。町の催しは減少が進み、老若男女が集まり、安否確認ついでに楽しむ催しも減ってきている。恩方地区には商店会もさまざまな団体もある。地域の団体と連携して、地域の方がもっと参加できる催しも開催したい」とも。
開催時間は10時~17時。入場無料。小雨決行。荒天時は10月4日順延。