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八王子にステーキハウスの新業態店 ラテンスタイル採用、6月グランドオープンへ

壁一面に描かれた手描きイラストが目立つ店内

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 都内で居酒屋などを展開するネクストワン(大田区)は6月1日、ラテンスタイルを採用した新業態のステーキハウス「Rolling Stone(ローリング・ストーン)」(八王子市中町、TEL. 042-649-1922)をグランドオープンさせる。

チキンガレットと牛ランプ、ローストポークをセットにした「ガウディプレート」

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 カウンター席・テーブル席合わせて、24席を用意する同店。特製ソースでマリネしたチキンガレット(480円)や牛ランプ肉の鉄板ステーキ(180グラム、980円)などラテンスタイルの肉料理を提供。牛ランプ肉とガレット、ローストポークをセットにした「ガウディプレート」(1,580円)や、さらに霜降り風ステーキを加えた、500グラムものボリュームの「サンバプレート」(1,980円)などプレートメニューも取りそろえる。

 ドリンクメニューにもこだわっており、アサイーやグアバ、パッションフルーツの名でも知られる「マラクジャ」など果物をその場でしぼって提供する「アマゾンフルーツジュース」(各480円)のほか、ブラジリアンカクテル「カイピリーニャ」(600円)などアルコール類も取りそろえる。

 店は5月1日にプレオープンし、中には週に3度も利用する人がいるほど好評。グランドオープンを受け、ステーキメニューに1.5ポンドサイズを用意するなどメニューの強化も行うという。

 八王子とともに渋谷店も同日にグランドオープンすることとなっている「ローリング・ストーン」。「今まで居酒屋や焼き肉屋などをやってきて、食をブラッシュアップしようと思った」と同社の池田武文社長。「非日常食から日常食へ」をコンセプトにオージービーフを使うことで、「リーズナブルに気軽に食べてもらえるようにすることで、若い方に活力を与えたい」と話す。

 最初の出店地として八王子を選んだのは「西から攻めていくほうが、ブランディングしやすいのでは。料理を含めてどんどんブラッシュアップをかけていくことで、トップに立った時には完成させたものが出せるようになるはず」。学生など若い世代の利用も狙っており、「下の世代からどんどん持ち上げてこないといけないので、将来を担う人たちに活力になりたい」とも。

 店名は「イタリアやフランス、スペイン、ポルトガルなどラテンと言われる街は12都市だし、時間も12時間が一区切りなので、縁起がいい12文字のものにした」。鉄板をイメージした黒の背景色と火や肉をイメージさせる赤色の文字を組み合わせたものにするなどロゴのデザインにもこだわった。

 今後は首都圏を中心に店舗を増やしていく方針で、将来的には海外への進出も見据える。「アジア圏に焦点を合わせている。台湾にはぜひ出したい。東京オリンピックまでにどこまでやれるかが勝負」と池田さん。「八王子の街の活性化にも取り組んでいきたいので、地盤が固まったら肉フェスなどもやりたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~23時。

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