そごう八王子店（八王子市旭町1）は3月24日から、「第26回　雅の味と技　京のれん市」を開催する。

　同イベントは毎年3月に開催している京都をテーマとした物産展。今年は「文の助茶屋」（京都市東山区）などの京都の人気店がこぞって登場する。

　文の助茶屋は桜を題材とした「さくらパフェ」（998円）を1日限定50食で販売するほか、会場内に設けるイートインスペース「京洛茶屋」にも出店。イートインスペースには文の助茶屋のほかにも、「松葉」が「にしんそば」（1,050円）を販売するなど計4店が出店する。同スペースの営業時間は11時～19時30分（最終日は16時まで）。

　また、イートインコーナーとは別に作家・谷崎潤一郎が常連客として通いつめたことでも知られる喫茶店「イノダコーヒ」が喫茶コーナーを出店する。このほか、清水焼の陶磁器を販売する京都陶磁器協会が運営する「京都陶磁器会館」や西陣織、京扇子など、工芸品を扱う店も多数出展する。

　開催に合わせ、同店と京都府物産協会は今月23日、市内の介護保険施設「多摩シルバーハウス」（八王子市上袖木）で京芸妓、舞妓による踊りの披露を行った。同施設への訪問は昨年に引き続いて2回目。「今回の訪問をとても楽しみにしていたと聞いた。京の踊りを2曲、その後、一人ひとりと握手して、楽しい時間を過ごしていただけたと思う」と同店広報の吉田さん。出演した芸妓、舞妓は24日、同店6階の特設会場でも踊りを披露する予定。

　会場は同店8階の大催会場。開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。今月30日まで。