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新入生女子「LINE」利用率99.5% 東京工科大が調査、メール利用は4年前の3分の1以下に

新入生を対象に調査を行った東京工科大学の八王子キャンパス

新入生を対象に調査を行った東京工科大学の八王子キャンパス

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 東京工科大学(八王子市片倉町)が5月16日、新入生を対象に行ったコミュニケーションツールの利用実態調査について、利用しているSNSとして男女共およそ9割が「LINE」を挙げるなどの結果を発表した。

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 調査は2014年度から行っているもので、今回で5回目。今回の調査では、多くの学生が何らかのSNSを利用しており、この内、全体の98.7%が「LINE」を活用していた。中でも女性は99.5%が利用していたという。このほかに、ツイッター(81.6%)、インスタグラム(46.6%)、フェイスブック(11.8%)も利用。

 インスタグラムは、2015年の調査では利用率が15.1%だったことから、ここ数年で大きく利用率を伸ばしているほか、女性が70.0%と男性(33.2%)の約2倍利用していた。フェイスブックは、2014年の21.3%から調査ごとに利用率を減らしており、昨年(16.2%)と比べると約5%減った。

 「普段、友人とのメッセージのやりとりで利用している連絡方法」については、「LINEのメッセージ」が98.0%で1位となった。一方、「携帯電話・スマートフォンのメール」は、2014年の71.4%から20.6%まで下がり、4年前の3分の1以下になった。また、「ツイッターのダイレクトメッセージ」も、男性=37.0%、女性=49.7%と利用が進んでいた。

 「普段、世の中の動きについて情報を得ているメディアとして使っているもの」は、1位のテレビ(82.4%)に続き、2位がツイッター(57.2%)、3位がLINE(55%)だった。ニュースサイトは28.3%、ニュースアプリは26.6%で、それぞれここ数年、減少傾向が続いている。「最も情報を信頼できると思うメディア」については、1位=テレビ(51.9%)、2位=新聞(16.3%)、3位=ニュースサイト(9.5%)となり、SNSやネットメディアよりもテレビや新聞が上回る格好となった。

 スマートフォンの普及率はほぼ100%。「ガラケー」と呼ばれるフィーチャーフォンを所有している人は2014年の13.1%から0.6%まで減少した。

 八王子キャンパスと蒲田キャンパスのそれぞれに展開する工学部、メディア学部、コンピュータサイエンス学部、応用生物学部、デザイン学部、医療保健学部の新入生1735人を対象にアンケートを行った。調査は4月5日・6日にそれぞれ行われ、男女比は男性=64%、女性=36%。回答率は100%。

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