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八王子の家具店で「キャンドルナイト」-震災から2年に合わせ

店の一角にメッセージを書くためのコーナーを設置

店の一角にメッセージを書くためのコーナーを設置

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 八王子の大型家具店・村内ファニチャーアクセス(八王子市左入町)は現在、3月10日に同店正面玄関前で行う東日本大震災復興支援イベント「キャンドルナイト ぼくのゆめ わたしのみらい」に向け、子どもたちを中心にメッセージを募集している。

クレヨンやマジックなどを用意

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 震災から2年を迎えることを受け、子どもたちが描いた夢や希望を、キャンドルを使って照らし出そうという今回のイベント。ろうそくメーカーのカメヤマ(大阪市北区)の協力を得て行う。

 昨年は風船にメッセージを書いてもらい空へと飛ばす「メッセージバルーン~大空に想いを~」を実施。今回はそれに続く参加型イベントとして企画した。「震災を風化させないことは大事。ただ、重たく感じるイベントにはしたくなかった」と同社営業促進部プロモーション課の秋葉さん。「お客さまに参加いただき、楽しんでいただけるものがないかと探しているとき、キャンドルイベントに出合った」と話す。誕生日にはろうそくにともした火を吹き消すように、「キャンドルには願い事をかなえるという意味もある。お子さんの夢などとキャンドルを合わせて、未来を見て進んでいくという願いも込めた」とも。

 イベントに向け、近隣の小中学校に呼び掛け子どもたちからメッセージを集めているほか、八王子本店と同社が展開するインテリアショップ「OKAY 八王子店」(左入町)内に特設コーナーを用意。描かれたイラストなどはキャンドルホルダーに巻き付けられた後、火がともされる。

 当日は約1000個のキャンドルを並べ、星や月などを形作ることで回遊できるようにもする予定。「メッセージや絵が主役。描いていただくだけでなく、ぜひ見つけに来ていただければ」と秋葉さん。17時ごろまでには全てのキャンドルを点灯させる予定で、日が沈む前から準備を始めることから、「周りが徐々に暗くなってきて、キャンドルがより美しく目立ってくるところも楽しんでもらえるはず」と参加を呼び掛ける。

 メッセージの受け付けは10日16時ごろまで。

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