「TAGAKURAMA(タガクラマ) 100年の絆アカデミー」が6月29日、八王子市八幡町の商店街「八幡上町商店街くらま会」各店で始まった。
同団体が主催し、八幡上町町会が協賛する同企画。町会の「山車(だし)保存プロジェクト」や「八幡上町囃子(はやし)連」なども協力して開催する。
期間中、「タガクラマ」という合言葉を参加各店で伝えた人に、イラストレーターの「Yamamoto Haruca」さんが描いたイラストを使ったオリジナルクリアファイルを配布する。7月5日まで。
7月4日・5日は、コムパーク八幡町第2(八王子市八幡町8)で参加無料のイベントを開催する。両日共、山車の巡行体験を行うほか、4日は祭ばやしの演奏や落語、ジャグリング、ダンスの披露に加え、18時30分から盆踊り大会を開催。5日は抜刀演武の披露などを行う。輪投げやスーパーボールすくいなどの露店も出店する。開催時間は、7月4日=9時~20時、同5日=10時~12時。
地元・八王子の中学生に祭りの伝統を体感してもらおうと、山車の巡行体験を授業の一環として行うのに合わせて、今回は一般の人にも祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと企画した。「TAGAKURAMA」という企画名は、授業に参加する学校や、八王子の西の総鎮守・多賀神社(元本郷町4)がある八王子・多賀地区と、商店会の名称の由来になっている「鞍馬天狗」から付けた。
「八幡上町商店街くらま会」で本企画に携わる写真店「桃屋美術」(八幡町)の春日晃さんは「今回の企画は子どもたちに向けており、山車に触れることで、この街に文化財が残っていることを見てもらう機会になればいい。今後もこの文化を大切に残していかなければいけないと感じ取ってもらえるようにすることが最大の目的」と話す。
遠藤度量衡(八幡町)の遠藤佳孝さんは「実際に山車を引いてもらい、その重さを体感し、彫刻のすばらしさを見てもらいたい。みんなで祭りを楽しんでいけたら」と話す。
Yamamotoさんは今回、「八幡上町商店街くらま会」が昨年、町会の山車をテーマに製作・配布した冊子「鞍馬花車(くらまはなぐるま)」を基にイラストを描いたという。「山車を囲んで八幡上町の皆さんと子どもから大人までがワイワイしている感じを描きたかった。見れば見るほど発見があるイラストになっている。八幡上町は10年以上前からかかわりのある思い入れの深い商店街。愛情を込めて描かせていただいた」とYamamotoさん。
冊子「鞍馬花車」を執筆し、「山車保存プロジェクト」にも携わる「花車研究家」の山下右京さんは「今回の企画は山車を知ってもらうのが一番の狙い。落語やジャグリングなど和洋折衷な催しを通じて、さまざまな方が楽しく過ごしてもらえたら」と話す。
「八幡上町商店街くらま会」では、8月7日から行われる「八王子まつり」に連動したイベントとして、「令和8年」「8月8日」「八王子」「八幡上町」と「八」にかけたイベント「八八八八(ハチハチハチハチ)八幡上町」も行う。開催期間は7月13日~8月9日。