10月に行われる「八王子古本まつり」の主催者が現在、八王子市民に向け、読まなくなった書籍の募集を呼びかけている。
八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)を会場に行われる同イベント。2009(平成21)年10月に初開催し、今回で31回目。主催は「八王子古本まつり実行委員会」。市内外の古書店による古書販売などが行われる。会期は10月10日~同14日。
期間中、市民が読まなくなった書籍を集め、1冊100円で販売する「商店街の古本チャリティー」コーナーを設ける。販売する書籍を一般から募集しており、今回は八王子市生涯学習センター(通称=クリエイトホール、八王子市東町)内の図書館と住宅工営(旭町)で受け付けている。
ハードカバー、新書、文庫、漫画、絵本、画集、写真集などジャンルは問わない。辞書や百科事典、雑誌、アダルト関連の書籍は受け付けない。自宅などでの書籍の引き受けは行わない。
売り上げは毎回、八王子市社会福祉協議会に寄付している。前回は3000冊以上の書籍が集まり、約20万円の寄付をしたという。企画に携わる同祭実行委員会事務局の清水栄さんは「身近でできるボランティアにぜひ協力してほしい。『商店街の古本チャリティー』は全てボランティアで運営しているので、店番をしてみたい方も連絡してほしい」と呼びかける。
書籍の引き受けは9月24日まで。