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ちくわとパンがコラボし「鈴廣百年ちくわロール」-八王子まつりに合わせて限定販売

「鈴廣百年ちくわロール」を手掛けた鈴廣かまぼこの井上さん(手前)とポンパドウルの荒井さん(奥左)、石川さん(奥右)

「鈴廣百年ちくわロール」を手掛けた鈴廣かまぼこの井上さん(手前)とポンパドウルの荒井さん(奥左)、石川さん(奥右)

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 八王子北口の駅ビル「CELEO(セレオ)八王子 北館」(八王子市旭町)で8月1日から3日間、かまぼこ店「鈴廣かまぼこ」とパン店「ポンパドウル 八王子店」のコラボ商品「鈴廣百年ちくわロール」が限定販売される。

試行錯誤を経て生まれた「鈴廣百年ちくわロール」の「八王子ラーメン風」

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 同館1階にそれぞれ出店している両店。今回は多摩地区最大の山車(だし)まつり「八王子まつり」の開催に合わせてコラボ企画を行おうと、鈴廣かまぼこが今春発売した「百年ちくわ」をロールパンと組み合わせた商品を開発。刻みタマネギなどであしらった「八王子ラーメン風」と「キャベツポテトサラダ」の2種類を用意した。同館に出店する店舗がコラボを行うのは今回が初めて。

 4月ごろから開発を始めたという同商品。「ちくわパンは地元のパン店で食べたことがあったので、違和感は感じなかった」と小田原鈴廣の井上さん。しかし、実際の開発は試行錯誤の連続だったという。ポンパドウル八王子店の荒井さんは「揚げてみたり、一緒に入れる具材をいろいろ試してみたが、なかなかしっくりこなかった」と振り返る。「札幌にちくわパンがあるということで、現地で食べてきたりもした」。一緒に開発を手掛けた同店の石川さんは、1日4、5個ペースで試作品を食べ続けたせいか2.5キロほど太ってしまったとも。

 この時、目に留まったのが地元のご当地ラーメン「八王子ラーメン」。行きつけのラーメン店で食べている時に、刻みタマネギとしょう油のスープという組み合わせからアイデアが広がった。「ちくわのみずみずしさを生かすには刻み玉ネギが合うんじゃないかと思った」。その後もちくわの風合いを残すためにロール状にすることで焼き上げ時に火に直接当てないようにするなど、さまざまなこだわりを取り入れながら約1カ月半かけて商品化までこぎつけた。

 当日は八王子駅コンコースと通じる2階「ステーションコート」で販売。2種類の味を各日500個ずつ用意する予定で、「3日間限定と販売期間は短いが、パンが大好きな方にも満足してもらえる商品になったので、ぜひ手に取ってほしい」と井上さん。荒井さんは「翌朝食べるとしっとり感が出て、また違うものになるので、味のバリエーションを楽しむために、2種類を食べてほしい」と呼び掛ける。

 価格は各240円。鈴廣かまぼこでは期間中、「百年ちくわ」の焼きと白焼きをセットにしたコラボ記念セット(500円)の販売も行う。

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