八王子市が5月19日、「八王子花火大会」に有料の「個人協賛席」を導入することを発表した。
1959(昭和34)年から続く同イベント。主催は、八王子観光コンベンション協会内の実行委員会。八王子の中心市街地で行われる「八王子まつり」の関連行事と位置付けられている。
昨年は富士森公園(八王子市台町)内にある野球場「スリーボンドスタジアム八王子」をスポンサー席としたほか、園内にある「東京フットボールセンター八王子富士森競技場(富士森公園陸上競技場)」、同園慰霊塔広場、陸上競技場東側駐車場、市民体育館駐車場、八王子市立第七小学校を一般向けの観覧会場にした。約9万人が観覧した。
今年は観覧者の人流の分散と持続的なイベント開催を目的として、東京フットボールセンター八王子富士森競技場に6500席分の「個人協賛席」を設ける。2人用の「A席」と、4人用の「B席」の2種類を用意する。同イベントで一般向けに協賛席を設けるのは今回が初めて。
陸上競技場に個人協賛席を設けることを受けて、新たに富士森体育館臨時駐車場、八王子市教育センター(散田町2)駐車場の2カ所を無料観覧場所にする。陸上競技場には昨年、1万人が来場したことから、個人協賛席の設定であふれる3500人を新たな観覧場所で受け入れる。
初宿和夫八王子市長は「最も多くの観覧者が集中する陸上競技場に有料席を用意する。幸いにして今まで大きな事故は起きていないが、今後、事故が起こらないようするための対策は講じなければならない。その一つの対応が今回のものになる。警備費を含めて物価が高騰していることもあり、イベントを続けていくために私たちはどうすればいいのか、必要な経費をどう稼いでいくのかといった視点も持っている」と話す。
有料観覧席の料金は、A席=8,000円、B席=1万6,000円。各席の一部は市のふるさと納税の返礼品としても活用する。ふるさと納税の金額は、A席=3万3,000円、B席=6万4,000円(以上、受け付けは先着順)。
購入には事前申し込みが必要で、一般は同イベントのウェブサイトから、ふるさと納税は「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「さとふる」「ふるなび」「アマゾンふるさと納税」から申し込めるようにする予定。申込期間は6月15日~7月14日。
八王子花火大会は8月1日19時開始予定。荒天中止。