京王線、期間限定で「高尾」のヘッドマーク復活-「6000系」車両の引退受け

今回復活する「高尾」のヘッドマーク

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 京王電鉄は2月22日に同社「6000系」車両を廃止することを受け、期間限定で過去に使用していた「高尾」のヘッドマークを復活させる。

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 6000系は1972(昭和47)年に登場した京王線の通勤電車。アイボリーにえんじ色の帯を巻いた車両として親しまれ、今の京王線の車体デザインの基となった。現在でも8両編成のものと2両、4両編成のものが存在しているが、同社では省エネルギー化などを受けて、2001年から新型車両である「9000系」への置き換えを開始。置き換えがある程度進んだことから、今月22日で8両編成のものを、2010年度末ですべての車両を引退させることにしている。

 ヘッドマークは八王子市内の「山田」駅と「高尾山口」駅の間をつなぐ「京王高尾線」で使用していたもの。今回、22日の引退を受け、「かつて使用していた『高尾』のヘッドマークを6000系車両に掲出して運転する」と同社。開業から40周年を迎えた2007年にも、かつて運行していた特急「高尾」号でつけられていた「高尾」のヘッドマークを模した車両が登場したが、今回はそれより以前に使用していたものを掲げる。

 運行日は今月13日・14日、20日・21日の4日間。新宿発、高尾山口発の列車を合わせて1日8本走らせる。

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